朝の儀式

朝少し早く起きて、知的生産の時間を持つようにしています。
今のところ、これが功を奏して“まずまず”の成果が出ています。
朝は何も余計なことを考える間もなく、気がついたら机の前に座っています。
何をやっても効率が良く「朝の30分は夜の2時間」の言葉は誇張でも何でもないように思います。

このすばらしい朝の時間を使わない手はないのです。
日本神道は朝の宗教でもあります。
生活を朝型にするだけで、人生が劇的に変わったという例をいくつも知っています。
私のまわりで朝4時に起きる人は何人もいるのですが、それぞれ肩書にかかわらず立派な人たちだという共通点があります。

机に向かった後は「フロ勉」へ。
湯船にジッと浸かりながら語学のCDを聞いています。
同時に減量も。
20分〜30分も浸かっていると、体重が1キロ近く落ちることがあります。
体重のピークの時と比べれば、今は8〜9キロ減になっているのですが、この「フロダイエット」の効果も大きいと思います。
自分の適正体重が何キロかはよく分からないのですが、少なくとも減量するとお腹がヘコんでスッキリします。

ビートと一緒に書斎で寝ることも多いのですが、ビートがいると思うだけで癒されるのです。
ビートはソファの上で寝ており、朝5時ごろになると起き出します。
散歩が始まるからです。

散歩は朝5時に出発します。
今はまだ真っ暗です。
さすがに河川敷も人がほとんどいず、朝の「神々(こうごう)しいオーラ」独り占め(ビートと2人占め?)となります。
同じ散歩でもこれが7時台だと、武庫川が発する“すがすがしさ”(霊的パワー)の取り入れが大分少なくなってしまうのです。

帰ってきたら食事。
1日の中では朝食が一番しっかり食べる食事となります。
お米のご飯も朝食時だけ。
昼食は抜くし、夕食ではおかずだけ。
人の3倍食べていた時と比べると、まるで仙人のようです。
で、どうなったかと言うと、お腹が凹み、胃腸の調子が相当良くなりました。

食事が終わると、いよいよ掃除の時間。
恥ずかしながら2時間ぐらい掃除に費やします(場所は会社、自宅、道路、公園などさまざまです)。
いったん自宅でシャワーを浴び、着替えて会社に再び出社するのは9時半ごろ。
朝3時に起きて、この時点でもう6時間半も活動しているわけです(しかも仕事は全然していない)。
これを儀式と呼ばず、何と呼べばいいのでありましょうか…嗚呼。