M不動産は、賃貸仲介のお店が現在13店舗。
法人営業部が2か所(一つは横浜)。
上海でも中国人の社員が9名駐在しているとのことです。
最近は香港やシンガポールからの不動産投資も多いのだそうです。
「超・不動産」を掲げており、少なくとも「超・不動産屋」であることは間違いがありません。

管理戸数が26,000戸で、集金家賃が19億円。
管理手数料が毎月1億円近く安定して入るわけで、ひじょうに経営計画が立てやすい構造です。
社員は300名。
サブリースやウィークリーや保証会社やコインパーキングの子会社もあります。
既存顧客や潜在顧客へのセミナーも欠かさず行っており、それらが集客や受託へと確実につながっているようです。
新入社員は最初の1か月間(4月いっぱい)はすべて研修で、その研修を社内部門でまかなえているのもスゴイことだと思います。

ダイエーホークスが福岡に移転することを新聞で知った社員が、飛び込みでダイエーの本社まで行き、ほとんどの選手の家の世話をしたこともあるそうです。
これだけシッカリとした事業形態なのですが、分譲系にはほとんど手を出していないようにも見受けられ、これもまた立派な見識だと思います。