旅はプランする時から始まっている

宝塚の私が海外へ行く時、伊丹空港から成田や羽田へいったん飛び、そこから外国の都市に向かうという方法があります。
宝塚からだと伊丹空港までタクシーで20分ほど。
関西空港までだと1時間以上かかるので、ある意味、そちらの方が便利かもしれません。
ただアジアへ行く時は、東京へ一度戻るよりは、やはり関西から直接飛ぶ方がずっと時間的には早いように思います。

成田から出る飛行便は、さすが首都圏だけあって様々な行き先があります。
早い話がカナダには関西からの直行便がなく、私も行きそびれておるのであります。
アメリカへも関西からの直行便はシアトルかサンフランシスコぐらい。
ニューヨークへはどうしても東京経由となります。
成田―ミュンヘン直行便などというのもあり、ミュンヘン大好き人間の私としては垂涎の的なのであります。

関西空港からソウル(仁川)か香港に渡って、そこから世界の行きたい都市に向かっていくという手もあるのですが、今までその手は使ったことはありません。
海外渡航歴100回にまるまでには、そういった「旅の達人」になっておきたいものだと思っています。

とりあえず今の目標は、関西空港から行ける都市のうち、行きたいところへ行ってしまうこと。
候補としては、ヘルシンキフィンランド)、高雄(台湾)、ハルピン(中国)があります。
この3カ所ならいずれも2泊3日ぐらいで行けそうです。

ヘルシンキは多分いちばん近いヨーロッパではないでしょうか。
関西から9時間ほど。
ヘルシンキ経由で欧州の別の都市へ行ったことがありますが、今度はヘルシンキで降りてみたいものです。
プロテスタント国だし北欧だし、何となく料理はあまり期待できないのではないかという予感のようなものはありますが、中華料理か日本料理店へ行けばすむだけのこと。

高雄は台湾第2の都市。
ひょっとしたら世界で一番親日なのではないかという気がしているのですが、さてどうでしょう?
台北は中国標準語ですが、高雄は独特の言葉とのこと。
一度は行ってみたいと思っています。

ハルピンは中国東北部(旧満州)。
中国標準語(マンダリン)は実はハルピンの言葉とのことです。
従ってハルピンの人は訛りがないのです。
ハルピンはロシアの影響も強いし、中国の中でも特殊な都市だと思います。
街へ出ると多分英語は通じないし、私は中国語が出来ないので、個人旅行でウロウロするのはちょっと難しいかもしれません。
また夏の時期に行かないと、ほかの季節では凍え死んでしまいそうです。