モントリオールへの旅 その1

13:20に自宅を出て伊丹空港へ。
伊丹から成田へ向かうのですが、チェックインのため列に並んでいたら、国際便への乗り継ぎは別のカウンターで受付しているとのこと。
あわててそのカウンターに行くと、団体客がいて長蛇の列でした。

「伊丹から成田への飛行機に乗り遅れたらどうなるのだろう?」とまだ国内なのに不安になりました。
搭乗時間はもう来ていたのですが、何とか飛行機に乗り込むことができ、事なきを得ました。
いつもは関西空港から乗るので要領が分かっているのですが、今回はいろいろと戸惑うことが多かったのです。

成田には15:40に到着し、17:50のエアカナダでまずはトロントに向かいます。
所要時間は約12時間。
エアカナダのビジネスクラスは、2人が並んで座る座席ではなく、一つ一つの座席が斜めに並び、半個室のような感じになります。
隣の人に気を使うことがないので、私のような一人旅の人間にとっては大変ありがたいのです。

伊丹空港で荷物を預けると成田でピックアップする必要がなく、そのままスルーでトロントまで行けます。
ただしトロントからモントリオールへは国内線となるので、いったん荷物を取り出し、また預け直さなければいけません。

成田からトロントまでは極めて快適なフライトでした。
私の旅行のテーマである「本を読むために旅に出る」は今回も当てはまり、事前にたっぷりと本を用意してきました。
具体的な冊数で言うと38冊。
最近また読むスピードは速くなってきたようなので、多い目に準備しました。

ただし本38冊を一緒に持ち歩くのは相当大変なのです。
私のカバンはいつも重く、従って一都市滞在型の海外旅行しか今までしたことがありません。
今回は片道だけで約15時間の飛行時間があったのですが、読めた本は15冊。
もうこれだけで旅の目的の半分は達成した感じがします。