パソコンの勉強

パソコン関連のテキストを20冊ぐらい大量に買いました。
パソコン教室での自習用です。
内容的には「ワード」や「エクセル」や「パワーポイント」、あるいは「便利な裏ワザ」といったものです。
すべてインターネットで購入しました。
以前から「いつか勉強しよう」と何冊か買っていたテキストもあったのですが、さすがに5年以上前の分は使い物にならないように思え、読む気になりません。

これらのテキストを教室に持ち込み、パソコンを横に置きながら、ひたすらページをめくっていくわけです。
操作的に全く知らなかった方法もあり「もっと早く勉強しておけば、その都度回りくどい方法を取らなくてもよかったのに」と思うこともしばしば。
何でも基本が大切だということを、改めて感じました。

パソコン教室では他の生徒さんもいるのですが、私は一人寡黙にテキストを読み進めていくのみ。
午前中のクラスに行っているので、ビジネスマンは私だけなのです。
ほかはご隠居さんと主婦の人たちばかり。
分からないことがあれば先生に質問すればいいのですが、私は本を読み進めることに夢中で、むしろ質問して時間が取られることの方がつらいような気がします。
2時間で5冊ぐらいのテキストがこなせ、達成感いっぱいでもあります。

本をとにかくたくさん読んでいく癖は、パソコンのテキストに限らず今もそうなのですが、高校受験の時も同じ方法で臨(のぞ)みました(そしてそれは大成功でした)。
同じ参考書を何回も繰り返して読むやり方は、どうも性(しょう)に合わず、次から次へと読破する快感の方がピッタリ来るのです。

パソコン教室へ行き、本を持ち込んで自習するぐらいなら、別に行かずに自分で勉強すればいいではないかとも言えます。
しかしながら「パソコン教室」の予定を手帳に入れるからこそ勉強する時間が取れるのであって、入れなければ“ついつい”雑用にその時間を費やしてしまうのです。
これは語学でも全く一緒。
仕事を持っている社会人は「無理やり予定を入れてしまう」ことをしないと、お稽古ごとは出来るわけがないのであります。