手帳活用42年

手帳を学生時代からずっと活用しています。
今では「手帳活用ビジネスマン」上位20%ぐらいには入っているのではないかと思っています。
昔は小さな手帳だったのですが、ここ25年ほどはB5版の大きな手帳を愛用しています。
手帳は毎年1年間のスケジュールがすべて書かれているので、それを見れば何をしていたかが一目瞭然です。
従って手帳は捨てずにすべて保存しています。

数えたら全部で42冊ありました。
今58歳なので、16歳(高校1年生)からの手帳がみんな揃(そろ)っているというわけです。
手帳が予定で真っ黒な時期は、超忙しい時期でもありました。
バブルの頃などは細かい字でいっぱいスケジュールが書き込まれています。
あれだけ忙しく働いて「ドツボ」に向かっていたとは、当時は考えもしないことでした。

先日、100歳のスーパー現役医師である日野原重明さんの本を読んでいたら、3年(ひょっとしたら5年)手帳を使っておられるようです。
講演の依頼などがあったら、ヒョイヒョイと予定を入れていくのだそうです。
その結果、何と5年後の海外での講演予定ももう入っているのだとか。
日野原さんいわく「予定を制約なしにドンドン入れていくのは、実に快感」。

こういった優れた先達(せんだつ)の知恵は取り入れなければ“もったいない”のです。私もさっそく2012年からの3年手帳をインターネットで注文しました。
昨日たまたま大阪へ出る用事があり、大型書店を覗(のぞ)いたら、もう来年の手帳がズラリと並べられていることを知りました(もう市販されているのが分かっていたら書店で買ったのに)。

毎年、手帳を新しくするごとに、いろいろな書き込みを新手帳に移さなければならず、その作業だけで半日かかっていました。
3年手帳にすれば、少なくとも2回分の作業が助かるわけです(つまり1日浮いてくる)。
またいつも10月が過ぎる頃になると、来年の予定を書きいれるスペースがなく、とても不自由していたのであります。

また3年手帳をつけていると、毎年その時期に起こる出来事や行事がよくわかり、準備もしやすくなります。
私の場合、同じような時期に同じような原因で体調を悪くすることも多く、健康管理にもプラスです。
カゼや腰痛がほぼゼロになることも期待できそうです。

私はB5版手帳に書き込みだけでなく、スケジュールに関連するコピーもドンドン貼り付けていきます。
3年手帳は1日分のスペースが小さいのですが、工夫すれば同じように貼り付けていけそです。
いずれにせよ、早く来年の海外旅行の予定を手帳に記入したくて“うずうず”しているところです。