会社のスタッフと一緒に上海へ行きました。
スタッフにも上海の街を勉強させたかったからです。
午前の便で関西空港を出発すると、昼過ぎには上海のホテルに到着しました。
その日の午後は豫園(よえん)へ。
10年ほど前に行った時と全く印象が違っていて、建物や施設も新しくなり、堂々の人気観光地に。
途中、屋台のような店が並ぶ小さな通りに入り、何とも言えぬ臭いに閉口しました。
そこでは、とても食べ物を買う気にはなれませんでした。
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そのあとタクシーで「上海外文書店」へ。
北京で同じような書店に入った時は、とても面白かったし、本やCDもいっぱい買って帰ったのですが、今回は購入ゼロ。
買う気満々で行って、何も買えなかった時は実に疲れますね。
お土産を買いに行ったところでも、気に入ったものがなく収穫ゼロ。
ますます疲れました。
しかしながら夜、ホテルのおいしい中華料理を食べると、また元気が出てきました。
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2日目は朝9時から午後1時まで、ガイドとマイクロバスを手配しています。
まずは目当ての一つである上海ワールドファイナンシャルセンタービルへ。
別名「上海ヒルズ」。
このビルには18億ドルの資金が投入されたとのことです。
順調にテナント企業が入ってくれることを私も祈っています。
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上海ヒルズは101階建てで、ついこの間まで世界一の高さでした。
ドバイのビルに世界一の座を奪われたので、それをまた奪還しようと、新しいビルの建築が始まっていたのには驚きました。
施主は政府系の企業と聞いたので、資金的には問題がないと思うのですが、ビルが完成するまでの間、中国の経済状態がどう変化するかは、ちょっと予測がつきません。
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上海の人口は2,800万人だそうです。
上海は職が多いので、地方からも人がドンドン集まってくるようです。
確かに街の活気は中途半端ではありません。
以前、韓国へ行った時は、街を走る車は100%韓国車でしたが、ここ上海は日本車、韓国車、ドイツ車、フランス車、アメリカ車と見事にバラバラ。
ただしタクシーはほぼすべてフォルクスワーゲンです。
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中国で走っているクルマは、ほとんどが中国企業との合弁企業で製造されたものです。
仮に純粋な日本製を輸入しようとすると100%の関税がかかってくるからです。
つまり日本で200万円だと、中国では400万円になってしまいます。
中国では10万元(約130万円)から20万元(約250万円)のクルマが多いそうですが、中国の平均年収からすれば、500万円以上する感覚ではないでしょうか。
ただし超富裕層は、関税がかかって倍になった価格のレクサスやベンツを平気で乗り回しています。
中国は新車を買うとき、クルマのプレート(ナンバー)も買わなければなりません。
最近はプレートを買うだけで、60万円もかかるのだそうです。
これにはビックリ。