書を持って旅に出よう 北京編 その3

韓国では街中の看板はハングルだらけで、ぜんぜん意味が分からないのですが、中国では漢字が書いてあるので、大抵どういうお店かは分かります。
街で見かける文字が分かると、ホッとするのです。
以前ハンガリーへ行き、全く見たこともないような文字で標識や看板が書かれているのを目にした時に、強烈に異郷の念にかられたことがありました。

朝10時半に日本の自宅を出発し、北京のホテルに着いたのが午後6時半(現地時間5:30PM)。
8時間かけて辿り着いたわけです。
ホテルの中も活気がありました。
「さすが中国!」という感じであります。
外はまだ明るいので、ちょっとブラブラすることにしました。

交通マナーの悪さは、ここ北京でも同じです。
首都の分だけ、上海よりは少しはましかなと期待していたのですが、そんなことは全くなし。
横断歩道は青信号でも余程気をつけないと、車が走り込んできます。
「歩行者優先」などという意識は全くなく、クラクションを鳴らして「邪魔・ジャマ!」とばかりに突っ込んでくるのには、ちょっとムッとします。
冗談抜きで、中国滞在中は交通事故には気をつけようと思います。
あんな運転じゃ、交通事故死が社会問題になっているような気がするのですが、果たしてどうなのでしょうか?

街を走っている車は、ドイツ車、日本車、韓国車などさまざま。
むろん中国独自の国産車も多いのでしょうが、その区別はちょっと私にはつきません。
ホテルの部屋のテレビは、韓国メーカーの「LG」。
パナソニックソニーではありませんでした。
中国市場で各国のメーカーが“しのぎ”を削っているという感じがします。