ブリュッセルへの旅 総括その2

フィンエアはスーツケースの重量に厳しいと聞いたので、いつものスーツケースよりも一回り小さなものを持っていきました。
素材も違うので、ずいぶん軽くなるのです。
私は本が多いので、すぐに重量が制限いっぱいになってしまう傾向があります。
いつも相当重いスーツケースを引っ張りながら海外に行っています。
海外旅行では、古い下着を着ていき現地で捨てていくという「旅の知恵」を実践することが多いのですが、今回もそれで上手くいきました。

今回、本は20冊ほど持って行ったのですが、行きの飛行機で快調に読めたので、帰りはちょっと足らず、空港で英語の本を探して買いました。
ブリュッセルではフランス語ばかりで英語の本は見当たらず、またヘルシンキの空港でも英書は少なかったように思います。
私の場合、フィクションは読めないので、小説類がいくら置いてあってもダメなのです。
幸いEUについて書いた本があり、興味もあったので、これを買いました。
帰りの飛行機の中で、日本語の本も5,6冊読んだのですが、買ったばかりの英語の本も半分ほど読めました。

20冊本を持って行っても足らなくなるのは、ある意味では困った現象です。
さりとてキンドル電子書籍)などで読む気にもなりません。
最初から持っていく本の中に英書を入れておけば、読むスピードがぐんと遅くなるので、冊数が少なくていいかもしれません。
この辺は今後の海外旅行の課題です。

ベルギーはオランダ語とフランス語の地域に分かれるのですが、ブリュッセルは地理的に見て、てっきりオランダ語圏だと思い込んでいました。
だから現地の人たちがフランス語を話しているのを見て、ちょっとビックリしました。
ただし現地の人はみんな英語が上手で、言葉で困るということは皆無でした。
私は今、フランス語は「挫折中」なのですが、「いつの日か、きっと」という強い思いを持っています。

それにしても海外旅行は語学へのモチベーションアップに最適ですね。
今回も相当「やる気満々」になって帰ってきました。
日常生活では“ついつい”ルーティンワークに流されがちなのですが、上手くリズムを作って語学を勉強し続けようと思っています。
少なくとも英語に関しては「多読」への挑戦を開始したいと思っています。
また語学は語彙力。
語彙力を増やさないことには話にならないのです。

ブリュッセルのホテルにつた日、インターネットが上手くつながらず、フロントに電話して見に来てもらいました。
パソコンに接続するコードがうまく入いらなかったのです。
「ふつうなら、これがカチッと入るはずだけど、入らないのです」と言いたかったのですが、「カチッと」って英語で何と言います?
「イッ(It)、ダズント コネクト ウェル。 イッツ ノット カチット。」と「カチッと」のところだけ日本語で言ったのですが、あまり通じなかったみたいでした。