コインパーキングNO.1会社(続き)

「タイムズ」は今31万台の運営台数。
すべて直営です。
コールセンター(タイムズコミュニケーション)では「コインパーキング」・「月極め」・「カーシェアリング」・「レンタカー」とすべての電話問い合わせを受けているのですが、受電が100万件を超えているのだそうです。
昨年は7万台を増やしたのですが、うち商業施設や行政で5万台を増加させています。

「パーク24」はコインパーキングでは圧倒的なNO.1会社なのですが、駐車場事業だけではなく、カーシェアリングの「タイムズプラス」も始めました。
タイムズに行くと車が借りられるというイメージを狙っています。
1万ケ所を営業拠点として持っている強みがあります。
利用料金は「15分200円」で、ちょっと利用するにはとてもお手軽という感じがします。
クルマの新しい利用形態として、定着していくかもしれません。

コインパーキングのリスクの一つに「土地の解約」というのがあります。
その理由は「売却」と「建築」。
解約率は8%で、平均7.5年継続して契約できているとのことです。
一つのコインパーキングの商圏を200mと設定。
小規模タイムズも、以前は4カ月目から黒字になっていたのが、今は2か月目から黒字化と収益力が上がっています。
小規模なタイムズを、きめ細かくたくさん作っていく方針とのことです。
そのためにも全国で300人の営業マンが活躍しています。

コインパーキング事業は、10年前はものすごく売り上げが上がった時期があったのですが、今はムリ。
2006年6月道路交通法の改正があり、一時的に駐車場が足らなくなりました。
需要が高いということで、駐車料金を少しずつ引き上げたのでしが、その「特需効果」は6カ月ほどしか続きませんでした。
需要に対し駐車料金が高いままになっていたため、2007年は売上が下がるという経験もしています。