95歳までバリバリの現役で働くことにして本当によかったのです。
まずは気持ちに余裕が出来ました。
まだあと40年近くもあるので、やりたいことがすべて出来るのです。
例えば語学。
普通なら語学修得をギブアップしてしまいそうな年なのですが、ところがどっこい、全く新しい言語すら始めてみようという意欲が満ち満ちているのです。
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私はよく海外で一人旅をするのですが、英語が出来なければ、旅の継続はかなり困難だと言わざるを得ません。
飛行機やホテルの世界共通語はやはり英語なのです。
逆に言えば、英語さえ習得しておけば、海外の大抵のところは行けてしまえるということでもあります。
最近はフランスでも英語がよく通じるようになりました。
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しかしながら英語だけでは少し物足りないという気持ちにもなっているのです。
ひょんなことでドイツ語クラスに行き出したのですが、これも10年以上続いています。
あとからクラスに入った人が、失礼にもどんどん私を抜いていき、私はいつまでたってもドイツ語クラスの落ちこぼれなのは自分でも不思議なくらい。
ちなみに50歳代からドイツ語を始め、今やペラペラという人が、クラス出身者の中に3人もおり、これらの人を見ていると「語学に年齢は関係ない」ことを確信するのです。
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私の語学への「うずき」はドイツ語にとどまりません。
「生涯6ヶ国語修得」が目標なのです。
あと40年もあるのに、たった6言語だけというのは少なすぎるのではないかという声が自分の中でするのですが、「ホラも休み休み言え」という声も一応聞こえています。
英語をもっと完璧にしてから他の言語に移るべきだという声もあるのですが、そうすると永久に次の言語に進めないではないですか。
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それに私の目標とするレベルはそんなに高くないのです。
旅行会話ができ、現地の新聞が読める程度を目指しているのであって、大学で教えられるレベルを目標としているのではないのです。
だから実に簡単。
台湾でもマンダリン(中国標準語)が使われていることを知り、中国語学習を再開することにしました。
風呂場でも聞ける防滴CDプレーヤーを5つも買いそろえ、それぞれに英語・ドイツ語・中国語・フランス語のCDが入っています。
この際、韓国語もプラスしてもいいのではないかという気持ちに、このブログを書いていて“だんだん”となってきました。