シンガポールへの旅 その1

今回は先進国シンガポールへの視察旅行。
人口500万人の小国ながら、一人あたりのGDPは日本よりも上。
かつての宗主国であるイギリスをも抜いているのです。
強いリーダーシップで国をグイグイと引っ張っていき、効率的な経済と、きれいな都市を実現しました。
日本の行政の一部をシンガポールアウトソーシングしてはどうかと思うぐらいです(いや冗談ではありません)。

朝6時半に宝塚の自宅をハイヤーで出発。
関西空港には8時に到着しました。
運転手の人が遠回りをしてしまったみたいで、おかげでグッスリ寝ることが出来ました。
関西空港は、いつもよりも人が多い雰囲気。
円高で海外旅行する人が増えたのかもしれません。
関西空港から出る直行便が増えれば、ますます海外へ行きやすくなるので、繁盛を願っています。

シンガポールへはキャセイパシフィック。
一度香港で乗り換えてシンガポールへ向かいます。
直行便のシンガポール航空もあるのですが、帰りの飛行機の出発がなんと真夜中。
本当は評判のいいシンガポール航空に乗りたいのですが、この変な出発時間のために別の航空会社を選ばざるを得ませんでした。

関西空港で出発の手続きを全部済ませて、時計を何気なく香港時間に合わせました。
日本より1時間遅くなります。
出発時間までラウンジで本を読んでいたのですが、時計を1時間遅らせていたことを忘れ、もう少しで搭乗時間をやり過ごすところでした。
油断大敵。
こういったところに一人旅のリスクがあります。

キャセイパシフィックは香港の会社なので、機内のアナウンスは中国語と英語。
日本から出発の場合は当然日本語も入ります。
中国語のイントネーションが標準中国語の北京語と違うのでキャビンアテンダントに聞いてみると広東語とのこと。
仮にこれを北京語に強制されるようなことがあるとすれば、それが香港の自由経済の危機の時ということになるのかもしれません。