王者の時間で何をする?

たっぷりとした時間を自分の好きなことに使えるのは、人生最高の幸せです。
まさに王者の時間。
ところが時間を細切れにしてしまうと、一挙に貧者の時間になってしまうのです。
若い頃は15分の時間があれば、むさぼるように本を読んでいました。
しかし今はそれでは少し「せわしない」のです。

時間を生み出すためには、仕事を人に任せることが大切です。
会社の仕事でも「これは自分にしか出来ない」こともなく、逆にそれを人に任せればその人が伸びていきます。
「80:20」の法則で、2割の大事なことだけを自分でやり、後の8割は任せてしまえば、時間は大きく確保できます。
あるいは2割のコアの部分だけを自社でやり、あとはアウトソーシングしてもいいわけです。

私の場合、そうして生み出した時間で何をするかといえば「生涯6ヶ国語マスター」と「年千冊の読書」と「本を書く」なのです。
まずは英語の本を自由自在に読みたいものです。
1万語を覚えればそれが可能だと、本で読みました。
だったらまずは1万語を覚えたいと思うのです。
覚える端(はな)から忘れていくのを、気になどしておられません。
覚えるには「繰り返し」が一番。
「繰り返し力」の偉大さは、知れば知るほどスゴイものがあります。

私は日本語の本を年間千冊読みますが「努力感」はゼロです。
英語のボキャビュラリーが1万語あれば、たぶん英語でも努力感なしで本が読めると思うのです。
英語の新聞や雑誌や書籍を自由自在に読むのが、目下の目標でもあります。

その言語の文法さえマスターしてしまえば、あとはボキャビュラリーだけの問題となります。
そう考えると語学マスターは極めて簡単。
「話す・聞く」は今からいくら努力してもネイティブには勝てそうにありません。
しかし「読む」は、ちょっと努力すれば平均的なネイティブのレベルをあっさりと抜くことが出来ると思うのです。
その根底をなすのが単語数(語彙力・ボキャビュラリー)。
だから単語を覚えればいいだけの話なのです。
つまりとってもカンタンということなのです。