スピードを出さないというコンセプトであれば、クルマに使う鋼材も極端に強いものでなくてもよく、そうすると鋼材に対するコストが半分ですむそうです。
スピードを売り物にしないクルマは、形も流線型ではなく箱型が主流になるはずです。
そうすると屋根にソーラーを乗せて、電気の一部をまかなうことも出来ます。
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電気自動車に限っての話ではないのですが、ナビゲーション・システムを活用し、少し先に急なカーブがあるとしたら、それに備えてクルマを制御することも可能です。
後ろの車輪に少しブレーキをかければ、クルマが大きく蛇行することもないそうで、こういった技術があれば、事故も大幅に減るに違いありません。
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今のナビはクルマが一方的に情報を入手するだけですが、個々のクルマの情報を活かす研究もなされています。
例えば走っているクルマのワイパーが動いているのかどうかの情報を、各クルマから送られるようなシステムにすれば、その地域でどれぐらいの雨が降っているかが分かるわけです。
例えば全部のクルマが猛烈にワイパーを動かしているとしたら、その地域は豪雨に違いありません。
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高速道路などでは、行き先を指定すれば、勝手にクルマが目的のインターチェンジまで誘導してくれるシステムも可能ではないでしょうか。
そうすると寝ている間に到着ということになります。
貨物車などは、ひょっとしたら運転手自体もいらなくなるかもしれません。
クルマ同士の通信システムで、それぞれがぶつからないように制御も出来るはずです。
信号だって、クルマの流れを計算し、もっと効率的に点灯できるかもしれません。
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次のクルマの買い替えを、ガソリン車にしようか電気自動車にしようか迷わなければならないのは、ここ10年の話ではないかという気がしています。
そして20年以内には電気自動車がメインに。
どうしてそんな大胆な予測が出来るかと言えば、パソコンの普及がまさにそうだったからです。
何せ今は大変革の時代で「何でもあり」の時代でもあるのです。