電気自動車スーパースター

電気自動車に大いに期待しています。
「自動車」というものが登場した当時、最初は電気自動車もけっこう作られていたようなのです。
それが次第にガソリン車の方が有利になってきたのは、ひとえに電池の問題に尽きます。
電池がネックになって、走行距離が伸びなかったのです。

電気自動車はモーターで動きます。
そのためエンジンの動力を車輪に伝えるためのシャフトがいらず、その分内部の設計の自由度が大きくなります。
ガソリン車では考えられないような内部レイアウトの車も出てくるはずです。
また将来の電気自動車は真横に移動したり、くるくると回転したりすることも自由自在。
バックをしなくても、前進ばかりでも支障がない動きが出来ます。

家庭で電気自動車の充電が出来るとなると、わざわざガソリンスタンドへ行く必要がなくなります。
需要が少なくなるから、ますますガソリンスタンドが姿を消し、そうするとガソリン車では不便で仕方がないので、ますます電気自動車が普及するということになってくるかもしれません。

電気自動車の充電はガソリンスタンドではなく、スーパーなどで買い物のついでに行うようになるのではないかと思うのです。
あるいはコインパーキングに止めている間に充電もしてしまうといったパターン。

充電するということは、実は放電も可能だということです。
今回のような大震災のあと、電気が止まってしまった地域に電気自動車を持ち込めば、とりあえず電気が確保できてしまいます。
従来の銀塩カメラが、あっという間にデジカメに取って代わられたように、この5年ぐらいの間に電気自動車の割合の方がガソリン車よりも大きくなるように思うのですが、どうでしょうか?
少なくとも私は次のクルマは電気自動車にしようと思っています。