トロントへの旅の続き

6日間以上の海外旅行に行く時は、古くなったポロシャツやTシャツ、それに下着や靴下を持っていきます。
着たあと、捨ててくるのです。
着るものを捨てると、スーツケースにスペースができます。
その分お土産を入れて帰るのです。
自分が楽しい時間を過ごせた分、周りの人々にもお裾(すそ)分け。

夏の旅行などは、どの国の観光客もラフな格好をしています。
特にアメリカ人男性は必ず半ズボン。
半ズボンを穿(は)かないとリゾートした気にならないのでしょう、きっと。
海外で何を着ようかと迷った時は、東京へ行く時の感覚で考えます。
あまりヨレヨレの格好だと気後れするし、あまりフォーマルな格好だとリラックスできません。

今回は普段作業着で使っているポロシャツを大量に持って行きました。
旅先で捨て、日本ではまた新しいポロシャツを下ろすつもりだからです。
使い古したポロシャツを旅先で着ていると「これでは毎日宝塚で掃除している格好と同じではないか」とやはりちょっと気になりました。
従って上にセーターやブレザーを着て誤魔化しておったわけです。

海外旅行だけは、なぜか最初から記録をつけていて、今回のトロント旅行は66回目。
ここ10年ほどはパッケージツアーには一度もお世話にならず、すべて個人旅行。
やはり英語力のアップやドイツ語を習い始めたことが大きな要因となっています。
日本からのパッケージツアーではないのですが、現地で1日観光バスを申し込んだりすることがあります。

今回はナイアガラへのバスツアーに申し込みました。
結論から言うと、失敗。
朝9時から夜9時まで12時間かかりました。
申し込みの時には夜7時にホテルに帰ることが出来るとのことだったので、大きな誤算。
夜9時に帰るともうレストランも開いていないのです。
バスも満席で、お客さん一組ごとを各ホテルにピックアップしていくだけで、1時間半はたっぷりとかかりました。
もうこれだけで大きな時間のロス。
しかもナイアガラだけでなく、余計なところまで連れて行ってくれるものだから、少々うんざりしました。
もしハイヤーか何かを申し込んでおれば、たぶん行って帰って5時間ですんだと思います。
現地でバスツアーを申し込む場合でも、1日ツアーは避けるべきだというのが今回の教訓。
申し込むにしても、せめて半日ツアーにすべきであります。