トロント旅行記 最終編

前日のバスツアーに懲りたため、最後の日は午前中3時間、ハイヤートロント市内を回ってもらいました。
好きなところで写真も撮れ、メイプルシロップのオススメのお店にも連れて行ってもらい、これは大正解。
私の知人で海外旅行では必ず現地のガイドを雇うという人がいますが、その意味がとてもよく分かりました。

今まで随分沢山の旅行を体験したのですが、大ピンチやトラブルや不快な目にあったことがほとんどありません。
たぶんそれは、行き帰りの飛行機のトイレを掃除しているからだと思います。
掃除と言っても、洗面台や床の水滴をトイレットペーパーで拭くだけなのですが、もうそれだけで、すがすがしさが全然違ってきます。
次の人もきれいなトイレだと汚しにくいのです。
従って飛行中、私が使用しているトイレは非常に清潔。
因果関係は証明できないのですが、トイレをきれいに保つと、旅の道中、身を守ってもらえるのです。
ウソだと思うなら、ぜひ一度トライしてみてください。
私の言うことが本当だと分かってもらえるはずです。

時差で夜中に目が覚めるというのは、しょっちゅうです。
普段の生活でも朝の3時頃に起きたりするので、海外旅行中に夜中の1時や2時や3時に目が覚めても、どうってことはないのです。
今回もホテルで4泊中、3日間連続で夜中に起きました。
夜中に目が覚めたら、これ幸いと本を読みだします。
こういう時に限って、集中して本が読めるのです。
結局持って行った20冊の本全部を、ホテルで読んでしまいました。
ということは、帰りの飛行機で読む本がないわけです。
これは私にとってはかなりピンチ。
本の禁断症状が出るのです(「アル中」ではなく、「本チュウ」)。

かくなるうえは、空港の書店で英語の本を買うしかありません。
結論から言うと、これが大正解。
空港の書店は、最初から「売れ筋」を置いています。
だから私の様な英語本の素人から言えば、とても選びやすいのです。
しかも旅行の本もたくさん品揃えされています。
またたく間に、7,8冊の本を買いました。
このうち飛行機の中では4冊ぐらいを読み終えたように思います。
今年の目標の一つに「英語(外国語)の本を年に3冊以上読む」という、私にしては謙虚な目標があるのですが、これはもう、とっくの昔にクリア。
横文字(アルファベット)に対する拒否反応が全くなくなったのはうれしいですね。