潜在意識の力を活用

時間が驚くほどの速さで過ぎていきます。
思ったことの半分も出来ないで、1日が終わってしまうことも度々(たびたび)。
95歳までバリバリの現役で働くことを決めてなければ、とてつもなく焦っていたところでした。
もし自分がサラリーマンで、定年まであと5年しかないとしたら、とてもじゃないけど大したことが出来そうにありません。
まだ40年もたっぷり時間があると思うから、「夢」を持って毎日本気で頑張れるのだと思います。

それにしても「やるべきこと」を絞らなければなりません。
事業だって、会社での仕事だって、自分の知的生活だって、コアの部分をしっかりと把握し、それ以外はカットするところから始めることが求められています。
事業の方は、もうすぐ来年(来期)に向けて「経営方針書」を書くので、コアの部分をもっとハッキリさせることが出来ると思います。
会社の仕事では、社長としてのコアの部分を明確にし、あとの仕事は社員に任せていくことが大切かもしれません。

知的生活でも同じこと。
これだけはどうしても死守せねばならぬところと、時間的にやることが許されていないところとがあります。
私にとって死守せねばならない時間は、毎日2時間半の読書もしくは勉強。
これは今後の「夢」実現のためにも3時間に延ばしたいところ。
インプットがあってこそのアウトプットなのです。
年千冊の読書を目指し、実行していると、確かに自分の中に大きな変化があるのが分かってきました。

自分で言うのもなんですが、頭が良くなっていっているのです。
渡部昇一先生がラテン語の本を1冊丸暗記したら、ほかの暗記力も格段に良くなり、漢詩などもあっという間に覚えてしまうようになったそうです。
いま世界金融危機について何冊もの本を読んでいるのですが、それらの内容が自分の体内で熟成し、何ヶ月かしたら自分の言葉で出てくるように感じています。
モノの本質が分かるとは、こういうことかと体感しています。
モノの本質が分かると、自ずとその動きが予知できます。
私はまだまだその境地にまで達していないのですが「そうなるだろうなぁ」という確信だけはあります。
そして新しい世界が開けていく予感も。

つまり毎日3冊の本を読み進めていくのは、私にとっては知的生活のコア。
ならばいかにその時間を確保するかが一番のポイントとなるわけです。
長谷川慶太郎さんは『麻雀・カラオケ・ゴルフはおやめなさい』という本まで出しておられますが、確かにそれらをしていると、時間がいくらあっても足りないのです。
私の場合、それに加えて「コンサート」と「映画」が禁じ手。
人にはそれぞれ「分」があり、時期によっては許されないことがあるのです。
夜の会合も極力出ないように決めたのですが、これは知的生活にとっては、ものすごく有効であることを発見しました。

『アホは神の望み』という村上和雄先生の本がありますが、題名のユニークさはともかくとして、実に真理をついた言葉だと思うのです。
ここでいう「アホ」とは自分を虚心にすること。
自分を空しくし、神様から与えられたすべてのものに感謝しつつ、自分が出来る努力をしていく。
考えてみれば、これ以外に出来ることがあるでしょうか?
精神世界の本を読んでいると、夢を実現する「潜在意識(と仮に呼んでおきます)」は、「過去と未来の区別がつかない」や「自分と他人との区別がつかない」などの特徴があるようです。
あたかも物事が成就したように振舞うと、勘違いして本当に成就させてしまうという特色も。
ならば「夢は実現済み」・「悩みは解決済み」と振舞って、感謝の中で行動していけばいいのかもしれません。
実験してみて、またこのブログで報告いたします。