気力の原稿書き

日曜日の午前中は『駅前不動産屋奮闘記』の原稿を書くことにしています。
『駅前不動産屋奮闘記』は毎週『週刊住宅新聞』に掲載される600字のコラムです。
もう12年近く続いているのは、我ながら驚きです。

今までそのコラムから『駅前不動産屋奮闘記』と『続・駅前不動産屋奮闘記』の2冊の本が出ているのですが、原稿的には3冊目の本が出版できるところまで書けています。
今年中にはたぶん出版できるのではないかと思っています。

このコラムを書くようになってから、観察力が深まりました。
ネタを見逃してはもったいないので、私は宴会でもメモを持参しています。
人との話に触発されて文章が書けることがあります。
しかしながら内容のある話が出来る人というのは案外少ないものです。

本はたくさん読みます。
本は内容のある話の凝縮のようなもので、考えようによっては、これほどコスト・パフォーマンスのいい(つまり安い)ものはないのではないでしょうか。

原稿書きは気力が大切ですね。
わざわざ原稿書きのために時間を空けているのに、書けない時があります。
「今日はもうダメだ」と思った瞬間、本当にだめになってしまいます。
これだけ長い間書き続けているのに、毎回きちんとした原稿が書けるかどうかが、物凄く不安なのです。

先週の日曜日は全然書けませんでした。
2週続けて書けないと永久に書けないような気がして、きのうは必死でした。
原稿書きに入る前に、頭の柔軟体操代わりに少しデスクワークをします。
デスクワークがたまりすぎているときは、これをある程度片づけないと、どうも気持ちがスッキリしません。
「もう少し、もう少し」とやり続けているうちに、原稿書きの方は吹っ飛んでしまい、結局デスクワークで終わってしまったなんていうことも少なくありません。

きのうも会社の机でウンウン唸りながら、気力を振り絞って書いておりました。
たかが600字と言うなかれ。
私にとっては全身全霊の600字なのです。
その600字の原稿が、きのうは3本も書けました。
即ち3週間分。
これでたぶん3か月分ぐらいの原稿の在庫は出来たのではないでしょうか。
血液型A型の私としてはホッと一安心なのです。