麺がある国はおいしい?

海外旅行をしていると、明らかに食事がおいしい国とまずい国とがあります。
特に個人旅行をする者にとっては、その国の料理が旨いまずいは、敏感にならざるを得ない問題です。

英語圏やドイツ語圏では、おいしいものを期待しない方が無難です。
したがって、ついつい中華かイタリアンか和食のレストランに入ってしまいます。
特にイギリスなどは料理には「非」情熱的で、そもそもおいしさには興味がない国民性なのかもしれません。
アメリカもそういう意味ではひどいですよね。
まずいうえにジャンク・フードだらけ。
異常な肥満体の人たちがいっぱいいます。

プロテスタントの国は、仕事第一で勤勉。
料理なんかに凝っている時間がもったいないという考えが根底にあるのかもしれません。
プロテスタントの国の料理はまずく、カトリックはおいしいというのは、私の経験則でもあります。

ふつう個人でも経済的に余裕が出来ると、おいしい食事へと移行していくものですが、アメリカやイギリスはいつまでもまずいまま。
これがとても不思議なことなのです。

その点アジアの料理はおいしいですね。
日本、韓国、台湾、香港、中国、タイ、ベトナムシンガポールなど、相当レベルは上です(ほかにもおいしい国があるのでしょうが、残念ながらまだ行っていません)。
「食はアジアにあり」…これはもう私の確信です。

ヨーロッパでも、イタリアやスペインはおいしいですよね。
ポルトガルはまだ行ったことがないのですが、これもかなりおいしいと聞いています。

今日、ある仮説がハッと閃(ひらめ)きました。
「ヌードル(麵)のある国はおいしい」。
これでアジアはたいてい網羅できます。
イタリアもパスタでO.K.
この仮説を引っさげて、また海外に出かけてみると致しますか。