夢見る力と叶(かな)える力

ビスタ仕様のレッツノートをインターネットで購入し、どこでもそのパソコン1台で通しています。
今まで使っていたデスクトップとノートパソコンの2つをお蔵入りにしました。
頻繁に使っているファイルだけを新しいパソコンに移動。

ひょっとして今まで使っていたデータやファイルが必要になるかもしれないと、以前のパソコンは処分しないで置いているのですが、全く使わないものですね。
文章や写真もいっぱい入っているのですが、全然必要なし。
また使うかもしれないというのは、思い込みに過ぎないことがよく分かりました。

近々、会社の書類や備品類を整理しようと思っています。
敵は「また使うかもしれない」や「もったいない」。
書類だって2年間使わなかったものは、今後も永久に使わないに違いありません。
1年間使わなかったものだって、99.9%いらないはずです。
わずか0.1%のために膨大なスペースをムダにしているのです。

「捨てよう、捨てよう、過去は捨ててしまおう!」なのです。
年末に自宅の方の引越しもあります。
荷物の半分は捨てていくべきだと思っています。
半分捨てるつもりで、ちょうどいいぐらいではないかと感じます。
少し前に予行演習で、服や電気製品を“どさっ”と捨てたことがあります。
いらぬものを捨て去ったことで、運気が明らかに上向いたのをハッキリと感じました。

過去のことは成功体験にしろ、失敗体験にしろ、もういいのではないでしょうか。
これだけ世の中の流れが速いと、過去の成功体験なんて却(かえ)って邪魔です。
失敗体験から学ぶことはありますが、いつまでも持ち続けることもないでしょう。
もう捨てちゃえ、捨てちゃえ。

過去のことばかり話す人としゃべっていても、ちっとも面白くありません。
将来に向けた前向きな生き方や考え方にしようではありませんか。
それも不安の将来ではなく、ワクワク将来。

夢を持つ能力というのがあるのです。
夢を語ることも立派な能力。
これを磨けば、数十倍面白い人生になります。
「あなたの夢は?」と聞かれて、パッと答えられますか?

「流れ星を見つけ、消え去る前に願いを唱(とな)えれば、願いは叶う」と言います。
パッと言葉に出てくるような願いは、もう既に潜在意識に入っているということです。
いつも思っている願いや夢は、形を変えてでも実現するということでもあります。

夢はあたかもそれが実現したかのように、過去形で言ってしまうというのが、どうもコツのようなのです。
過去形で言い、それに感謝する。
「○○が実現し、ありがとうございます」というふうに。
人間の才能なんて夢実現のための要因の25%ぐらいしか占めないのではないかと思います。
努力も25%。
後の50%は「祈り」と「感謝」の力。

「戦後アメリカにこれだけ差をつけられたのは、祈りと感謝を日本人が忘れたからだ」と西田文郎さんは本の中で述べています。
そうかもしれません。
少なくとも潜在意識のパワーを活用する考え方は、アメリカと日本が一番普及しているように思います。
だから両国は繁栄してきたのです。
そして潜在意識を活性化するのに一番大切なものは、まさに「祈り」と「感謝」。
天の力には、人間の力なんて及びもつきません。