今日はありがたくも大掃除

年に3回長い休みがあります。
正月休み、ゴールデンウィーク、そしてお盆休み。
会社を始めた頃は正月休みだけで、お盆も会社は休みませんでした(交代で3日ほどの休みは取ったのですが)。
普段の休みも定休日の水曜だけ。

それに比べると、不動産業を始めて26年目の今は週休2日だし、休みと言う意味では格段に進歩しました。
売買仲介をメインとする不動産会社の中には、2週間の夏休みをとるところもあります。
ある不動産コンサルタント会社は15日間の休み。

ヨーロッパでは夏に1ヶ月の休みを取ります。
アメリカや日本はそんなには取りません。
「その差がそのまま経済の差に現れている」と読んだことがあり、その時は納得していたのですが、最近のEU経済の好調さを見ると、休みの長さはあまり関係がないのかもしれません。

戦後しばらくは、商売などをやっていると「1」のつく日が休み、即ち1日、11日、21日と月に3日しか休みがないことも少なくありませんでした。
もっと昔は、盆と正月しか休みがない時代すらありました。
そんなに働いても貧乏で、今のほうが圧倒的に豊かです。
その原因は「分業が進んだから」という説もあるのですが、確かにそれも一因に違いありません。

私は長期の休みに入ると、2日目ぐらいから気持ちが落ち込んできます。
海外へ出かけるのは、それも大きな理由の一つです。
正月休みの前など、会社で一人「ああ、何とか今年もやっていけた。不動産業を始めた頃と比べると、こんなにも会社が大きくなった」と自然に感謝の気持ちが湧いてくることがよくあります。

今日の午前中は慣例の大掃除。
うちの連中はけっこう目いっぱい働きます。
見ていて気持ちいいぐらい。
日頃から掃除にはかなり力を入れていて、トイレ掃除など、普通の会社が大掃除でもやらないレベルの掃除を毎日行っています。
でも今日のように大掃除で、午前中いっぱい時間を取ってやると、やはり普段出来ないところまで手が行き届きます。
年3回の大掃除の効果は大きいのです。

いずれにせよ、働くときは働き、休む時はゆったりと休みたいものです。
そのためにも「不動産サービス業」から「不動産オーナー業」へと、事業を転換していこうと思います。
メドは3年後。
何度も考え、イメージは固まってきました。
このお盆明けから、具体的にその方向へスタートしていきます。