再び伊勢から東京クルマ旅 その1

毎月、伊勢神宮に参拝に行っているのですが、最近は伊勢のあとにそのまま東京にも行くようにしています。

伊勢神宮では正式参拝をするので緊張するのですが、東京はその直会(なおらい)といった感じでリラックスしています。

平成25年(2013年)102日の第62式年遷宮に参加させていただいてから毎月参拝しているので、もう65回ほど連続で通い詰めていることになります。

その間、病気にもならず、災害にも会わず、有難い限りです。

伊勢神宮式年遷宮20年に1度なので、少なくとも次の式年遷宮までは毎月訪問したいと思っています(その時、私は80歳です)。

実のところ密かに、次の次の式年遷宮参加も狙っているので、その時は100歳ということになります。

幸い、自動運転車も登場し、足の確保は何とかなりそうなのも超ラッキーです。

「月200冊の読書」と「毎月の神宮参拝」が私の自信の源だと感じているので、やはり伊勢訪問はハズすわけにはいかないのです。

今回の参拝では外宮でも内宮でも祭主の黒田清子さん(令和天皇の妹さん)をお見掛けしました。

祭主としての正式参拝だったようで、67人のお供の方々がご一緒でした。

伊勢神宮125ものお社の集合体で、内宮の中だけでも6か所お参りして回るところがあります。

あまり知られていないと思うのですが、その中に木花咲耶姫(このはなさくやひめ)をお祭りしている、「子安神社」というのがあります。

ある(うれしい)事情で、いま特にここを懇(ねんご)ろにお参りしています。

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*伊勢外宮「神泉」

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老後のリスク

66歳にもなると、働かないからといって非難されることもなく、これは非常に助かります。

私は一生働き続けるつもりですが、それでも「週休5日」などと訳の分からないことを妄想しています。

「旅に出ているか、本を読んでいるか、たまに仕事しているか」の人生も、そう悪くないのではないかと思うのです。

仕事を好き嫌いで選べるようになると、人生の自由度が俄然大きくなります。

そのためにも経済的な基盤をシッカリつくっていくことが不可欠であり、逆説的ですが本業に一生懸命打ち込む期間がどうしても必要なのです。

それに何と言っても仕事を頑張っている人はカッコいいじゃないですか。

経済的な基盤を構築したら、あとは健康。

年を重ねるにつれ「健康第一」から「健康唯一」へと移行していきます。

それも足腰や内臓だけの話ではなく「耳が遠くなったのは想定外だった」と邱永漢さんが書いていたように、予想もしなかった障害が出てくるリスクがあります。

78歳までは全くの健康体だったのに、78歳を過ぎた頃から「病気の百貨店」となって苦しんだと、”やなせたかし”さんが書いていました。

高年齢まで健康だとしても油断大敵なのです。

経済と健康がO.K.でも「孤独」という問題が出てきます。

師も友人もいなくなり、ひょっとして家族もいなくなる孤独もあるし、仕事がないと自分の存在意義すら見いだせなくなるという寂寥感や孤独感もあります。

この対策は私も今のところよく分からないのですが、普段から自分よりも若い友人たちを持ち、生涯「自分の小さな会社」で仕事をし、本を友とし、神々とのつながりをシッカリ保つことで、何とかいけるのではないかと考えております。

 

ストックビジネス

事業にも「狩猟型」と「農耕型」とがあり、狩猟型は毎回ゼロからスタートし、1つの仕事が終ればまたゼロから始めなければならないという宿命があります。

狩猟型の仕事は一見ハデなのですが、売上が安定しないという欠陥があります。

不動産業においても売買仲介などは狩猟型の代表のようなもので、今月いくら契約を上げていても、来月はまたゼロから始めなければなりません。

狩猟型の不安定さを「顧客の囲い込み作戦」などを使って、いかに安定させるかの試行錯誤をしている会社もあります。

マンションデベロッパー事業や建売事業は、土地を購入し、その上に建物も建てなければならないので、同じ狩猟型でも、事業的には仲介業よりももっと危険が伴います。

それが証拠に、そういった業種の会社はよく倒産するのです。

マンションデベロッパーは財閥系や鉄道系を除くと、マンション供給量ナンバーワンになった会社から順に潰れて行っていると言っても過言ではありません。

「売買仲介業で3年間、必死になって朝から晩まで働いたけれど、結局何も残っていないことに、ある時ハッと気がつき愕然(がくぜん)とした」という話を不動産業の友人から聞いたことがあります。

ストックビジネス以外のものは、努力が蓄積されないのです。

ストックビジネスをひと言で説明すると、同じ顧客に繰り返しサービスや商品提供を行う事業ということです。

またストックビジネスには、事業自体を売却できるという特徴もあります。

いわば「努力の蓄積」に対価が支払われるということなのです。

 

関西直行便

私はドイツ並びにドイツ語が大好きなのですが、関西空港からドイツへのフライトは今までフランクフルトでした。

それがいつの間にかミュンヘンになっているのです。

ミュンヘンは保守的な南ドイツ・バイエルン州の中心地で、人々も穏やかで親切です。

プロテスタントよりもカトリックの方が力を持っている地域でもあります。

ドイツ語に磨きをかけて、ミュンヘン行きを実現させようと思っています。

今は海外旅行よりも国内クルマ旅の方にハマっていますが、関空を利用した旅だと、心理的にクルマ旅の延長線上で行けそうな気がします。

そうすると香港やシンガポールあたりは別に用事がなくても、時たま行っておきたい気もします。

中国は国内の締め付けが段々と厳しくなっている感じで、ちょっと行くのが怖い気もするのですが(いつスパイ容疑で捕まるかもしれません)、覚悟を決めて上海の浦東(プートン)あたりを23日で見学するのも悪くはないかもしれません。

ベトナムのダナンはリゾート地として最近評価が上がっているので、一度は行ってみようと思います(これも関空からの直行便があります)。

オンラインレッスンで英語を勉強しているのですが、その講師たちはすべてセブ島にいます。

ネイティブの英語の講師よりも、教え方や教える姿勢はずっと上だと常々感じています。

セブ島は英会話スクールも多く、安価で英語が学べるので、韓国を始め海外からの生徒もたくさん学びに来ています。

幸い直行便もあり、シャングリラホテルという良いホテルもあるので、一度セブ島へ行き、英会話スクールに顔を出してみたいと思っています。

 

令和の働き方改革

平成の30年間で株価は3割下がりました。

災害も多くありました。

平成の初めの頃はインターネットがほとんど普及しておらず、そういう意味ではこの30年間にライフスタイルが様変わりしたと言えます。

インバウンド客は仕事をしない短期移民だととらえることもでき、「消費」に大いに貢献しています。

逆に「供給」に貢献するのが外国人労働者

令和の時代には観光でも仕事でも、ますます外国人の存在感が増し(つまり移民が増え)、社会が変化していくはずです。

どの観光地に行っても外国人観光客の姿を見かけるし、また小売業や製造業での外国人の働き手は、今やなくてはならないものになっています。

移民増加の動きは「いい、悪い」や「好き、嫌い」を超えた一つの事実なので、それを受け入れ、自分自身や会社自体を変化させていかなければならないと思うのです。

「最も強いものが生き残るのではなく、最もうまく変化するものが生き残る」というのは進化論の神髄です。

昔、リクルートが新興企業であった頃、優秀な男子学生は既存の優良企業に取ってしまわれるので、優秀な女子学生を積極的に採用し、いい結果を残すことに成功しました。

同じように今後は優秀な外国人学生の取り合いになっていくと思うのです。

日本人学生もウカウカしておられなくなります。

企業の採用方式も随分と変わってきて、通年採用が主流になりそうです。

そうすると学生の方だって卒業を待って就職するのではなく、早期卒業(今はそんなシステムはないと思いますが)や中退で、早く社会に入ってくるようになるかもしれません。

ラソンだって早くスタートすればそれだけ有利なわけで、志を持った学生が少しでも早く社会人になれば、本人にも会社にも社会にとってもプラスになるのではないかと思うのです。

公認会計士や弁護士などの資格を取るのなら別ですが、たいていの勉強は社会人になってからでも十分できます。

むしろ社会人になってからの方が、勉強の本気度が圧倒的に違うように思うのです。

 

 

 

バンコクへの旅 その6

日本への帰路は8:25AMバンコク発のフライトです。

5時半にホテルをハイヤーでスタートしたのですが、高速道路をスイスイと走り快適でした。

バンコクに着いた時も真夜中だったので、ホテルまでやっぱりスイスイ。

バンコクの渋滞はヒドイと聞いているのですが、今回は全く渋滞知らずでした。

バンコクからの帰りの飛行機もクルマ(道路状況)も極めて順調。

「やっぱり日ごろの行いがいいから」と思いたかったのですが、「じゃあ、行きの飛行機の8時間の遅れはどういうことか?」ということになってしまいます。

関空に着いてパスポート検査場に来た時、パスポートと顔認証を自動で行う機械が置いてあり、すべてそれで簡単に完了してしまうのには驚きました。

1年前に関空を利用した時は、そんな機械はなかったのですが、これなら早いし、人手(検査官)もいりません。

海外旅行は、時間的、経済的、健康的に余裕がなければ行けません。

健康面でも、自分の健康だけでなく、家族の誰か(ペットも含む)が具合悪ければ、もうそれだけで出かけられなくなってしまいます。

海外旅行の前に行先の勉強をシッカリやっておくと、滞在中の充実さが違ってきます。

勉強量がそのまま「面白さ」につながっていくのです。

海外旅行のメリットの一つは、語学へのモチベーションが上がることです。

「日本へ帰ったら、もっと語学を磨こう!」と必ず思うのです。

そのためにも「週休5日」で、人が働いている間に私は勉強したいと思っています(笑)。

 

 

バンコクへの旅 その5

いきなりフライトの8時間遅れというハプニングがあったのですが、無事タイ旅行を終了しました。

最近は国内クルマ旅にハマっているので、海外旅行をする機会が減っています。

また海外1人旅がちょっと億劫になってきて、誰かと一緒でないと行く気にならないのも、行く回数が減っている原因の一つです。

このタイ旅行が今年初めての海外旅行で、ひょっとしたら今年最後になるかもしれません(少なくとも次の予定を入れていません)。

私にとっては通算111回目の海外旅行でした。

バンコクは湿度が高く蒸し暑く、そのへんがカラッとしたハワイとは違うところです。

しかしながら東南アジア独特の「活気と猥雑さ」と、そのムッとした暑さとが絡(から)まって、独特の雰囲気を醸し出し、それが何とも言えぬ魅力でもあるのです。

今回はホテルで90分の本格的マッサージを受けました。

タイのマッサージは伝統もあり、レベルも相当高いのです。

また全体的に料理のレベルも高く、私のように観光とショッピングを全くしなくても、マッサージと料理だけで十分にタイ滞在を楽しむことができます。

今回はお気に入りのマンダリン・オリエンタル・バンコクが改装中だったので別のホテルに泊まったのですが、次回はもう一度マンダリンに戻り、ホテルライフを楽しみたいと思っています。

今回の旅行中に読んだ本は17冊で、まずまずでした。

歴史の本も34冊読んだのですが、なかなか面白かったのです。

歴史が好きになると、人生の面白さの幅が拡大します。

旅先で別の歴史の本をネット注文したりもしました。