令和の働き方改革

平成の30年間で株価は3割下がりました。

災害も多くありました。

平成の初めの頃はインターネットがほとんど普及しておらず、そういう意味ではこの30年間にライフスタイルが様変わりしたと言えます。

インバウンド客は仕事をしない短期移民だととらえることもでき、「消費」に大いに貢献しています。

逆に「供給」に貢献するのが外国人労働者

令和の時代には観光でも仕事でも、ますます外国人の存在感が増し(つまり移民が増え)、社会が変化していくはずです。

どの観光地に行っても外国人観光客の姿を見かけるし、また小売業や製造業での外国人の働き手は、今やなくてはならないものになっています。

移民増加の動きは「いい、悪い」や「好き、嫌い」を超えた一つの事実なので、それを受け入れ、自分自身や会社自体を変化させていかなければならないと思うのです。

「最も強いものが生き残るのではなく、最もうまく変化するものが生き残る」というのは進化論の神髄です。

昔、リクルートが新興企業であった頃、優秀な男子学生は既存の優良企業に取ってしまわれるので、優秀な女子学生を積極的に採用し、いい結果を残すことに成功しました。

同じように今後は優秀な外国人学生の取り合いになっていくと思うのです。

日本人学生もウカウカしておられなくなります。

企業の採用方式も随分と変わってきて、通年採用が主流になりそうです。

そうすると学生の方だって卒業を待って就職するのではなく、早期卒業(今はそんなシステムはないと思いますが)や中退で、早く社会に入ってくるようになるかもしれません。

ラソンだって早くスタートすればそれだけ有利なわけで、志を持った学生が少しでも早く社会人になれば、本人にも会社にも社会にとってもプラスになるのではないかと思うのです。

公認会計士や弁護士などの資格を取るのなら別ですが、たいていの勉強は社会人になってからでも十分できます。

むしろ社会人になってからの方が、勉強の本気度が圧倒的に違うように思うのです。