今からのワクワク30年

この2月に(めでたく)66歳になりました。

サラリーマンで66歳以降も働いている人というのは、役員になっているか、あるいは特殊技能を持った人に限られてくるのではないかと思います。

従って仮に私がサラリーマンであったとしても、完全退職の年齢ということになります。

ということは、働いていなくても世間的にはおかしくないということになります。

個人的な「週休5日制」を声高に唱えだしたのには、こういった背景があります。

「週休5日制」だけど、1日も休まず働こうと思っているし、一生働くつもりでもあります。

ここにきて、若い頃から作ってきた不労所得の元が大きな意味を持ちだしました。

自分が働かなくても、不動産や株が働いて収入をもたらしてくれるのは、経済的にだけでなく、精神的に物凄い“ゆとり”となって現れてきます。

また自分の小さな会社を持っているのもラッキーです。

自分一人では何もできなくても、会社には手伝ってくれる人がいます。

自分の小さな会社であれば「老害になってはいけないから、引退しなければ」などという気づかいもしなくてすみます。

振り返ってみると、若い頃は本当にモッタイない時間の使い方をしてきました。

智恵も経験もないものだから、ムダな時間をいっぱい浪費してきたわけです。

社会人になってからの30年間と、今からの30年間では時間の濃さが違ってきます。

今までの30年間の3倍から10倍、ひょっとしたら100倍くらいのパフォーマンスが演じられるかもしれません。

しかも自分が好きなことしかしないのだから、こりゃワクワクしないわけがないのです。

 

 

夢を書く

「夢は書けば実現する」というのは、かなりの確率(9割ぐらいでしょうか)で本当です。

一見、非現実的な夢であっても、書いてしまえば潜在意識が何とかしてくれるようです。

案外「自分は何がしたいのか?」が分かっていないことが少なくないのですが、そんな場合でも書けばその姿が見えてきます。

頭の中でモヤモヤとした段階の願いでも、それを言葉にすることによってハッキリとしたイメージが湧き、潜在意識も手伝ってくれやすくなります。

これだけ「書く大切さ」が分かっていながら、ついついルーティンワークにかまけて、書く時間が取れないのです。

掘っ立て小屋なら設計図なしで出来てしまうかもしれませんが、快適な家や高層ビルは設計図なしでは建ちません。

同じように「いい人生」にするには、やっぱり計画図が必要なのです。

同じ一生なら、経済的に豊かで、家族や友人たちやメンターにも恵まれ、健康で、楽しめる仕事を持ち、尊敬もされ、人から愛されもする生き方でありたいものです。

夢や「やりたいこと」を書いていけば、自分が持つ能力やエネルギーをそこに集中していけます。

余計な回り道をせずに最短路線を歩んでいけるわけです。

66歳の記念に「週休5日制」を始めるのですが、今まで”なかなか”できなかった「書く時間」を取りたいと思っています。

週休5日制だから年収が減るのを許容するというのではなく、実のところ、今までの倍を目指そうと思っています。

 

健康の本を千冊読むつもり

44歳の誕生日に結核で入院し、4か月もの入院生活を送る羽目に陥りました。

55歳の誕生日に十二指腸潰瘍(かいよう)でやはり入院。

そうすると流れから言って、次は66歳の誕生日ということになります。

が、一応何事もなく無事通過しました。

昨年「整体トレーニング」を学ぶため、クルマで1時間かかるところへ3か月間通いました。

その先生は実業団の野球やバレーボールチームのトレーナーとしての実績もあり、私は初心に戻ってイチから学ぶようにしました。

そこでわかったのが、私のあらゆる関節の可動域の狭さです。

体の固さと言い換えてもいいわけですが、とにかくよくここまで“ほったらかし”にしていたものだと自分で驚きました(と言うか、ぞっとしました)。

今の時点で気がついていなければ「体ガタガタ」の晩年となっていたはずです。

私は体育会柔道部で鍛えていたのですが、それが過信となり、奢(おご)りとなっていたことを反省しました。

いま健康や病気に関する本を“ひたすら”読んでいます。

医者が書いた本でも極端なことを主張しているものがあったり、ときたま本どうし真逆のことを書いたりしていることもあります。

不動産投資や株式投資の本を読んでいる場合も、よくそういうことはあるのですが、こと健康に関しても同じなので、ちょっと笑ってしまいました。

こういう時の対処法は、要はたくさん本を読んでいくことだと思います。

本を多読しているうちに、段々と真実に近いものが見えてくるのです。

あるいは自分と相性のいい著者がわかってきます。

健康の本でも、読めば読むほど得られるものが多く、いろんなことが理解できるようになってきます。

とりあえず千冊読めば、自分の健康ぐらいは自分で守れるようになると思うのです。

暇力(ひまりょく)のパワー

仕事が忙しい人は勉強をする時間がないのです。

会社人生の間ずっと忙しいと「定年になったら本を読もう」と本だけは買い足すのですが、結局一生読まないままに終わることになりかねません。

本だって常に読んでおかないと、読むスピードひとつとっても随分と遅くなるのです。

長い間本を読まないと、いったい何の本を読んだらいいのかさえも分からなくなってしまいます。

私の場合、いろんな条件が重なり、どうやら本気で「週休5日制」に移行できる環境になってきました(もっとも週休5日になるのは私個人だけで、会社自体は週休2日のままです)。

週休5日にし、本を読み、語学を勉強し、投資を研究しようと思っています。

私も人並み以上に働いてきたという自負はあるのですが、ここに来て一番力を発揮するのは「暇力(ひまりょく)」だと確信するようになりました。

自分が好きなことに使える時間をタップリと持てる人は幸せです。

逆にタップリと使える時間を、つまらないテレビやゲームや、ウダウダとした飲み会などに使ってしまう人は不幸です。

神様から与えられた時間を意味のないことに使ってはモッタイないのです。

私は最近、電話を使うことが極めて少なくなり、 仕事であってもメールだけで済ませることが多くなりました。

私の場合、メールが一番確実で、また素早い対応ができます。

会社にいると、セールスの電話などがよくかかってきますが、これなどにイチイチ対応するのは時間のムダだという気がします。

若い頃とは違って、経験も智恵もサムマネーもある今、「暇力(ひまりょく)」を存分に活用して、納得できる成果を上げていきたいと思っています。

 

腹八分目

ひどい風邪になる前の兆候というのが、私の場合「ノドが痛くなる」なのであります。

逆に言えば、ノドに少し違和感がある時点で、うがいを徹底的にしたり、薬を飲んだりして直してしまえば大丈夫ということでもあります。

そういう対策も取ってきたので、ここ10数年間はほとんど風邪をひかずに来ました。

外から帰ったら、シッカリ手を洗い、シッカリうがいするだけでも、大きな効果があるように感じます。

体調は66歳の今が、それまでの人生の中で最高です。

頭などは年々良くなっていく感じで(それだけ今まで悪かった)、それがうれしいものだからますます勉強に励むという好循環となっています。

今まで健康面で試(ため)してきたなかで、一番顕著な効果があったのが「昼食を抜く」こと。

昼食を抜くと、仕事を中断しなくてもいいという想定外のメリットもありました。

私が知っている限り「11食」の人は全員仕事ができる人なので憧れはするのですが、まだそこまでは踏み切れていません。

江戸時代の観相学の大家であった水野南北は「少食が運命を好転させる」ことに気づきました。

「腹八分目に病なし」は本当だと思うし、腹八分目を心掛けていたら、単に食事の面だけでなく、すべてのことで腹八分目で満足できるようになってきます。

仕事でも腹八分目だと、逆にうまく行くような気がしています。

今までは満腹なのに、まだそれ以上詰め込むようなことばかりやっていました。

健康面でも仕事面でも腹八分目にすると、病気も失敗も極めて少なくなるのは間違いありません。

 

やっぱり東京クルマ旅 その9(最終号)

優秀な人と自分を比べたり、あるいは将来のことを考えたりすると「このままでいいのだろうか?」と不安になることがあります。

しかしながら「要はこれだけはやっていこう」というものを貫いていけば、そう悪い人生にはならないはずです。

私は零細企業のオーナー経営者なので、会社と自分を切り離して考えるわけにはいかず、今回もゴチャッと一緒くたに考えたいと思います。

事業の方は「手残りのキャッシュを増やしていく」ことだけを考えたいと思っています。

売上でもシェアでも、あるいは利益に焦点を当てるのではなく「手残りキャッシュ」。

キャッシュが潤沢であれば、会社はそうそう潰れるものではないし、チャンスがあればサッと投資することができます。

私自身が大抵の人より勝(まさ)っているのは読書数。

ならばこれを貫き通していきたいと思うのです。

本をたくさん読むからエライといった気持ちは全くなく(本を読まなくても立派な人はいっぱいいるので)、「せっかくこの世に生まれたのだから、本を読まないと損だ」ぐらいの思いで、せっせと読んでいきたいと考えています。

読書は私の人生での最優先の事柄なので、読みたい本はすべて購入したいと思っています。

また読んだ本を置くスペースも、(地下書庫に)普通の人の100倍くらい持っています。

この優位さを活かさない手はないのです。

せっかく縁があって出会った英語やドイツ語やフランス語や中国語とも機嫌よく付き合っていこうと思います。

少なくともボケ防止にはなるはずです。

と、ここまで考えて、一つの方針が浮かびました。

これだけ頑張っていくには「『週休5日制』しか方法はないだろう」ということです。

矛盾した言い方ですが「週休5日」にして1日も休まず活動し続けようと思うのです。

この方針が出たことが、今回の東京クルマ旅の最大の成果かもしれません。

 

やっぱり東京クルマ旅 その8

銀座並木通りの、あるフランスレストランに入りました(むろん予約していました)。

レストランガイドの本を読んでいても、並木通りに有名なお店が多いのです。

並木通りに店を構えるのは、レストランオーナーやシェフたちにとって、最高の夢であり勲章なのかもしれません。

今回入ったお店は初めて行くのですが、シェフがフランス人で、またサービスマンの中にもフランス人がいました。

時たまお客さん(多分フランス語圏の人たち)とフランス語でしゃべっていました。

私も早くフランス語が上手になって、次に来たときはフランス語で注文したいものです。

フランス語学習へのモチベーションが一気に上がりました。

料理はモチロンのこと、客層のレベルも高く「こういう雰囲気は銀座ならでは」だと(田舎者としては)ひたすら感激しておりました。

「安物の居酒屋へ10回行くのなら、そのお金を貯めて一流のお店に1回行け」と、若い頃に教えてもらったことがあるのですが、一流店に行くと確かに非常に勉強になります。

こういった一流店をいくつか「馴染みの店」として持ちたいですね。

またこのような高級店に1人で行くわけにはいかないので、一緒に会食できる「一流の人」たちも開拓していきたいものです。

*銀座「エスキス」

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