三峯神社への「神たび」 その4

3日もかけて、たった一つの神社を訪れる旅は贅沢と言えば贅沢です。

 

神社によっては(訪問しても)ピンと来ないところもあり、それはそれで仕方ないと覚悟を決めて行きました。

 

神社訪問は午前中が鉄則です。

 

伊勢神宮のような社格の高い神社であっても、午前中と午後とでは雰囲気が全然違ってくるのです。

 

さらに言えば神社参拝は、早朝が圧倒的にふさわしいと断言できます。

 

今回の三峯神社の印象は、ひとことで言うと「厳しい」、もっと言えば「怖い」というものでした。

 

いい加減な気持ちでの参拝は許されないといった雰囲気がありました。

 

三峯神社も、かつては修験道が盛んだったところのようです。

 

明治の廃仏毀釈で、お寺が廃止になり、神社だけが残ったケースが多いのですが、三峯神社もその一つ。

 

そういったところはスピリチュアル的に「強い」もしくは「深い」雰囲気を持っています。

 

戸隠神社や御岩神社もそうでした。

対向車が来たらどうしようもない狭い山道や、部屋に風呂やシャワーがないホテルや、「ふつうにマズイ」道の駅のイタリアレストランとか(決して皮肉ではなく)珍しい貴重な体験をしました。

 

帰りはホテルを朝5時半にスタートし、自宅に到着したのがお昼の12時。

 

山梨県から兵庫県まで(何回か休憩をはさんだのですが)6時間半のドライブでした。