クルマの中で会計史のCDを聴いていたのですが、かなり勉強になりました。
中世、イタリアの経済が繁栄し、それにともなって簿記や会計も発展しました。
豊かな経済力が芸術方面にまで影響を及ぼし、それがルネッサンスにつながっていきました。
フィレンツェは街全体が美術館のようなところですが、メディチ家などの勃興で発展したのは間違いがありません。
経済的なパワーがつくと、文化にもエネルギーが満ちてくるということなのでしょう。
長い間ヨーロッパが植民地をアジアやアフリカに作り、世界中を支配していた感があります。
ただしヨーロッパの中でも、ポルトガル⇒スペイン⇒オランダ⇒イギリスと、覇権国は移行しています。
なぜ東洋が西洋に負けていたかと言えば「数値化」力が劣っていたからだという説があります。
早い話が「会計」が発達してなかったのが、その根本的な原因だというわけです。
話は変わるのですが、会計には過去の数字を整理する「財務会計」と、将来の数字を相手にする(経営に役に立つ)会計とがあります。
後者は管理会計と呼ばれているのですが、むしろ呼び方を「経営会計」に変えた方がいいのではないかと思います。
この経営会計を創(つく)りだしたのが、シカゴ大学のジェームス・マッキンゼー。
世界的に有名なコンサルタント会社の「マッキンゼー」はそこからきているそうです。
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仙台のホテルに着きました。
部屋から見た仙台の街。
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