間違った思い込み

自分で会社を始めたからには、上場ぐらいにまで持っていきたいわけです。

 

そのためにも会社は大きくしなければなりません。

 

私もその方向でガムシャラに頑張ったのですが、幸か不幸かうまくいきませんでした。

 

でもそれがよかったのです。

 

「会社は大きくしなければならない」の思い込みを捨てたところから、すべてがうまく回転しだしました。

 

間違った思い込みに束縛され、人生がズタズタになることだってあるのだということを知りました。

 

趣味の面でも「外国語をペラペラしゃべる」を夢見て長い間頑張ってきました。

 

が、それも間違いだったのです。

 

「外国語をスラスラ読む」に目標を変えた途端、目からウロコが落ちた如く、実にスムーズに学習が進むようになりました。

 

会社でも「やらなくていい仕事」を一生懸命に頑張っているなんてことがよくあるのですが、間違った目標に向かって頑張るほど恐ろしいものはありません。

 

最近、もう一つ捨てた思い込みがあります。

 

それは「カラダを鍛えなければならない」。

 

体育会柔道部に所属していたので、当然カラダを鍛えていました。

 

ところが社会人になると忙しさにかまけて、鍛えるどころか太ってブヨブヨになったりします。

 

そこで筋トレなどを始め出して、カラダを痛めてしまうわけです。

 

もっと自然に沿った生き方をして、カラダもココロも整えていくのが正解で、カラダを鍛えなくていい年齢に達したことを、とてもうれしく思っています。