自分自身や会社のコンセプトを考えることはとても大切なことだと思います。
「上機嫌力で進化し続ける旅人投資家」というのが私のコンセプトですが、そこには「やりたいこと」や「なりたい自分」がすべて網羅されています。
「上機嫌力」は(私の場合)神道への信仰と深く結びついているし、「進化し続ける」の中には読書も語学も含まれています。
「旅人投資家」というだけでワクワクするし、その言葉を生み出した瞬間から、実際、生き方がその方向に向かいだしました。
会社の基本コンセプトも打ち出しました。
「身の丈投資で、世の中の『便利』を増やす」がそれです。
「身の丈投資」とは文字通り「分相応の投資」であり、かつ「分相応の事業」を意味します。
また「世の中の便利」とは、当社の場合、コインパーキングやコインランドリーのことを指します。
これを一つ一つ(お金を貯めて)増やしていこうとするものです。
いま50ほどの収益物件があるのですが、これを入れ替えたりしながら、一生涯に80くらいにしたいと思っています。
それも歯を食いしばって頑張るのではなく、その過程を存分に楽しんでいきたいと思うのです。
「95歳までバリバリの現役で頑張る」などと「謙虚」なことを言っていますが、本当は百を過ぎても生涯働こうと密かに思っています。
人生は後半になればなるほど面白くなるというのは、ウソ偽りのない実感でもあります。