多言語を勉強する面白さ

多言語を学ぶのは実に面白いと思います。

 

英語だけだと、やっぱり飽きるのです。

 

ドイツ語は大学の時に第2外国語として学び、それ以来(空白期間はあるのですが)ずっと勉強してきました。

 

英語の先祖は北部ドイツの方言と言われており、文法や単語など、結構よく似ているのです。

 

ちょっと分かりにくい文型でも、英語的な感覚でドイツ語に応用していくと、たいてい「当たり」となります。

 

海外旅行のときには書店へ行き、語学学習CDを買います。

 

例えばイギリスに行ったときには(英語の解説による)ドイツ語やフランス語のCDを買ってくるわけです。

 

あるいはドイツに行ったときには(ドイツ語の解説による)フランス語のCDを買います。

 

そんなCDの在庫がタップリと自宅にあり、今それを「車勉」で活用しているところです。

 

先日、ドイツ語によるフランス語のCDを運転しながら聴いていたら、意味は分かるのに、どちらの言葉で話しているのかの区別がつかなくなることがありました。

 

あとから考えたら、意味がより理解できた方がドイツ語で、少しわかりにくかった方がフランス語だったようです。

 

同じような話が「深夜特急」の中にあり、沢木耕太郎さんが海外の友人のお父さん宅を訪問し、友人からの頼まれものを届け、そのお父さんとしばらく話をしました。

 

あとで「あれ?何語でしゃべっていたのだろう?」と分からなくなるシーンがあります。

 

また、それとは逆の話があり、スラブ語(ロシア語やチェコ語スロバキア語)の達人の黒田龍之助さんがチェコへ行く前に、空港で英語のシャワーを浴びてしまうと、チェコへ着いても“なかなか”チェコ語が出て来なくなるそうです。