クルマは見かけが10割

「人は見かけが9割」という本があり、私も全くその通りだと思います。

 

が、本当は「見かけが10割」かもしれないとも思っています。

 

少なくとも海外だと「見かけが10割」であることは間違いがなく、きちんとしたカッコでないとホテルでもレストランでも何となく”ぞんざい”な扱いになり損をするのです。

 

以前、海外旅行では長いフライトでも楽なように、着古した服を着ていたことがあります。

 

そうすると1人旅ということもあり、税関でよく引っかかった経験があるのです。

 

それが小ざっぱりしたジャケットを着用するようになってからは扱いがガラリと変わり、どこででも丁寧に対応してもらえるようになりました。

 

お店のスタッフだって、薄汚れた貧相な人よりも、垢抜けして品が良くて裕福そうな人を相手にする方がうれしいと思うのです(逆の立場に立てば理解できます)。

 

クルマだってそうかもしれません。

 

かつて私はクルマなどには頓着せず、どこへ行くにも軽自動車で走り回っていたことがありました(今でもコインパーキングの巡回は軽自動車です)。

 

しかしゴルフ場や一流ホテルには軽自動車はそぐわないのです。

 

というか、ある意味、マナー違反なのかもしれません。

 

ある時ごく普通のクルマに乗っていたら、ある人から「会社の経営者がそんなクルマに乗っていてはいけない」とのアドバイスを受けました。

 

それなりのクルマに乗るのは、社会に対する一種の礼儀のようなものかもしれないと、そのアドバイスがお腹にスコンと落ちました。

 

しかしながら、さすがにベンツのGクラスや、BMWの6Xや、レクサスLXは、大きすぎて私には向いていないことがわかり、だんだん自分が乗るクルマのイメージがハッキリしてきたところです。