働き方「革命」

ある経営コンサルタントは4人のスタッフを雇っているのですが、そのうちの2人とは一度も会ったことがないというお話を、3年ほど前、直接本人から聞いたことがあります。

 

「そんなこともあるのか!」とその話を聞いた時はビックリしましたが、最近はテレワークも増え、世間から遅れ気味の私などはビックリの連続が続いています。

 

ある女性は会社に勤務しているのですが、この2年間、1度も会社に行ったことがないそうです。

 

仕事の内容は詳しくは知らないのですが、薬品関係の技術職のようです。

 

その場合、会社の研究室でフラスコでも振っているようなイメージを浮かべますが、家での仕事なので、そういうことでもないのでしょう。

 

ついでに言うと、その人は最近転職したのですが、就活もすべてネットで完結したそうです。

 

驚きついでに言うと、新しい会社にも一度も顔を出したことがないとのこと。

 

「ほんとうに会社があるのかどうか、ちょっとよくわかりません(笑)」とのことですが、それが冗談かどうかが分からないぐらいの世界で、私などこの時点でもう完全についていけません。

 

あるコンサルト会社の社員は、チームを組んでクライアント先の案件に取り組んでいるのですが、クライアントの会社に派遣の形で入っていくのかと思っていたら、ずっと自宅での仕事だそうです。

 

自分の会社に行くのは「飲み会」があるときだけで、月に1~2回。

 

働き方改革どころか、もう革命が起こっているようです。

 

まあしかし、ある意味、非常に面白い時代に突入しているのは間違いなく、この際、楽しく観察していこうと思っています。