箱根駅伝

高校野球の「甲子園」は「関西の一大イベント」だと喝破した人がいましたが、その伝でいくと箱根駅伝は関東の一大イベントではないかと思います。

 

自宅近くの道路を箱根駅伝の選手たちが走るので、毎年応援に行くのが慣例になっているという神奈川県の友人がいます。

 

箱根駅伝は20校(関東学生選抜を入れると21チーム)が戦い抜く「ドラマ」ですが、聞いたこともなかった大学でも、10時間以上テレビでの中継があるので、知らず知らずのうちに名前を憶えてしまいます。

 

また箱根駅伝で活躍した大学は、その年の受験者数が増えるそうで、経営的にも大きな影響があり、力の入れ方もハンパではないのでしょう。

 

上位10校がシード権を与えられ、来年も出場できるのですが、それ以外はまた最初から勝ち上がっていかなければなりません。

 

私も大学の時は体育会柔道部にいたのでよくわかるのですが、一度「1部リーグ」から「2部リーグ」に陥落すると、そこからはい上がっていくのは大変なのです。

 

箱根駅伝がある関東の大学の実力は相当なもので、たとえば別の大会の出雲駅伝などでは上位はすべて関東が占め、関西やその他の地域の大学は全く歯が立ちません。

 

スポーツでも東京方面の大学に実力が一極集中してきており、このへんは経済力と比例しているのかもしれません。

 

唯一関西の方が強いスポーツがあり、それはアメリカンフットボール

 

仮に東西の上位3校ずつが競い合うような大会があるとすれば、1位、2位、3位は関西の大学が占めるのではないでしょうか。

 

孫たちが関西学院大学アメリカンフットボール部で活躍するのが私の夢でもあります。