続・フェイスブック

フェイスブックでたまに外国人とつながることがあります。

先方が遠慮がちに「Hello」などと打って来て、それに何らかの返答をすると、メッセージ欄で会話が続いていくことが少なくありません。

先方も、案外こちらが何国人か分からないまま「友だち申請」をしてくるようです。

ある時、ドイツ語のオンラインレッスンを受けた後に、フェイスブックに外国人からのメッセージが入ってきました。

2カ国語以上の言語を勉強している方はお分かりだと思いますが、一つの言語が邪魔して、ほかの言語が出て来ないことがあります。

私の頭の中ではドイツ語が一番幅を利かせていて、ドイツ語を勉強したあとは英語が出て来ないのです。

そこでそのメッセージにドイツ語で返事しました。

すると、しばらくして完璧なドイツ語の返事が返ってきたのです。

ビックリすると同時に「しまった!この人は私よりドイツ語がうまい」といったセコイ反応をしてしまったことを反省しております。

白人系のアメリカ人だったのですが、てっきり両親のどちらかがドイツ人だと思っていました。

「どうしてあなたはそんなにドイツ語がうまいの?」とドイツ語で訊くと「グーグルの翻訳機能を使った」とのこと。

全く違和感のないドイツ語だったので「時代はそこまで進んでいるのか!」を実感した瞬間でありました。

相手が中国語を話す人だと、こちらも中国語を使います。

この時ばかりは中国語の辞書を駆使して必死に読んだり書いたりするのですが、語学の修得には抜群に効果がありますね。

微信」という言葉が出てきたのですが、この単語は辞書で調べても全然載っていないのです。

あとで分かったのですが、どうやら中国版「LINE」のことのようでした。

これがアメリカ人だと「HANGOUT」になるということも、フェイスブックでの会話で知りました。