読んだ本の記録

「今月の読破リスト200冊」というのを毎月掲載しているのですが、途中まで書いていたリストがパソコン上のトラブルで1か月分消えてしまいました。

一生懸命書いた文章が突如として飛んでしまうといった経験は、今まで何度かしているのですが、エクセルでは初めてです。

いずれにせよ、せっかくのデータが一瞬のうちになくなってしまうと、とりあえずショックです。

「まあ、しかし、誰に迷惑をかけたわけでもなく、また1冊ずつ読み進めていこう」と、そう時間をかけずに、気持ちを転換させることができました。

こういう時、いつもカーライルの逸話を思い出します。

カーライルは書き上げた大作の原稿を友人に貸したところ、そこのメイドが誤って火にくべ、すべて燃やしてしまったのです。

それを聞いたカーライルは頭の中が真っ白になったと思うのですが、気を取り直し、もう一度原稿を書き上げて再び完成させました。

このカーライルの話が、後世パソコントラブルで傷ついた人たちを、世界中で何人救ったことでしょう(笑)。

(むろん私もその一人です)。

読んだ本をリスト化し始めたのは高校生の時からです。

吉田松陰先生が読破した本の名前を、すべて記録されていたことを知ったからです。

私の高校生の時は当然ながらパソコンなど世に存在しておらず、すべてノートに記録していました。

それらのノートも捨てずに手元に残しているので、基本的には「自分が何の本を読んできたか」が全部分かります。

というか、読んだ本はみんな「マイ・ライブラリー(図書館)」に保管しているので、探せばどこかから出てくるはずです。

ただし2万冊ほどもある本の中から、1冊を探し出す時間も気力も今のところ持ち合わせておりません。