神の繁栄の具現化

毎月、伊勢神宮に欠かさずお参りに行っています。
伊勢神宮は日本の神社の中でも別格で、個人の願い事をするところではないと言われています。
私もいつも感謝の気持ちで「2礼2拍手1礼」を行うだけで、自分の願いを祈ったことはありません。

伊勢神宮というのは125もの神社の総称で、いく柱(はしら)もの神さまが祭られています(神さまは「1人」、「2人」と数えるのではなく、「1柱(はしら)」、「2柱」と数えます)。
神宮参拝は外宮から内宮へと回るのが慣例で、むろん私もそうしています。

外宮で5か所のお社(やしろ)を参拝してから、内宮へクルマで移動し、内宮では6か所をお参りしていきます。
私はもう慣れているので“さっささっさ”と歩くのですが、それでも2時間かかります。
その間に(極々たまにですが)インスピレーションをいただくことがあります。

当社にとって非常に大事な事業転換の案件があったのですが「もう少し待ちなさい」というインスピレーションをいただいたことがあります。
それから2年ぐらい何もしないで待っていると、ある日突然「ゴー!」を意味する兆しがありました。
そこからは一気呵成に進めていきました。

今回、外宮での参拝を終えて、木の橋を渡ろうとした時「お金をどんどん儲けて、どんどん使っていき、日本のGDPのために貢献しなさい」という言葉がふと浮かびました。
これが神さまからのインスピレーションかどうかは分かりません。

が、少なくともビジネスの世界にいる人間ならば、お金を儲けることに躊躇(ちゅうちょ)していてはいけないのです。
日本には長い間(誇るべき)サムライ精神というのがあり、お金のことを露骨に口にするのは、ちょっと憚(はばか)れる風潮があありました。

本当はお金が大好きなのに、お金のことを口にしない文化があるように思います。
お金のことを無視していては、お金に好かれるわけがありません。

お金が潤沢にあれば、個人のみならず、世の中の多くの問題が解決します。
私たちには「繁栄する」という使命があるのではないかと思うのです。

これからも勤勉を軸として、情報を収集し、知識を得て、知恵を絞り、繁栄を目指してお金儲けをしていこうと思います。
「お金儲けしたい」という本音のところで頑張っていこうと思うのです。
ちょっとカッコよく言うと「神の繁栄を、この世での具現化する」ことが使命だということなのであります。