一路ハワイへ

友人2人とハワイへ行くことに。
例によって「現地集合・現地解散」なのですが、今回は行きも帰りも飛行機が一緒でした。
金曜日の夜に関西空港から飛び立つ飛行機に乗り、土曜、日曜、そして祝日である月曜の夕方に関西空港に戻ってきます。

友人の1人が大変忙しく、平日は「とてもじゃないけど旅行などに行っておられない」ということで今回の日程となりました。
確かにこの日程だと平日を全く潰さなくてすみます。

先月、関西空港から国際線に乗る機会があったのですが、今まで見たこともないような乗客数で、荷物検査のための長蛇の列に並ばなければなりませんでした。
が、今回は「FAST LINE」という優先入口ができており、並ぶことなくスッと入ることができました。

欧米系の飛行機会社はホスピタリティーがイマイチなのですが、今回はJAL
やっぱり日本の飛行機会社は食事やサービスがいいように思います。
飛行時間は7時間半。
本は8冊読めましたが、白ワインが美味しく、3杯飲んだところで爆睡となりました。

ハワイ到着後に、半日観光のクルマを友人が予約していて、私も同乗させていただきました。
ハワイは観光客にとっては気候がいいので天国のような所です。
が、住民にとっては物価が高く、教育レベルは低く、若い人たちは生活が苦しいようです。

現に半日観光の年配の運転手さんも、一度引退したものの年金だけでは生活していけなくて、また現役に復活したそうです。
ハワイには工場などの生産拠点がなく、ほとんどすべてを米本土から輸入しているとのこと。
だから物価も高くなるわけです。
電気代一つとっても、米本土の3倍とのことです。

ハワイ諸島は8つの島からできているのですが、230年前にカメハメハ大王によって統一されました。
カメハメハ大王はハワイ島出身なので「ハワイ」という総称がついたのだそうです。
その後オアフ島が、水不足の心配がないなどの理由で、ハワイの中心になっっていったようです。

ハワイの労働人口のうち、4割が観光業に従事しています。
また米軍の太平洋総司令部もハワイにあり、軍人が6万人ほどいるとのこと。
軍関係の仕事も多いのかもしれません。

ハワイは何せ気候がいいので、世界中から不動産を求めて富裕層や投資家がやって来ます。
従って不動産の価格は相当高いようです。
実際に回ってみて分かったのですが、ちょっと環境のいいところで一戸建てを持とうと思ったら2億円ぐらいの予算が必要です。
1億円ではショボイ家しか買えないのです。