伊勢参拝で1か月を振り返る

1か月なんてすぐに過ぎてしまうのですが、毎月行っている伊勢参拝だけは、前回がいつも随分以前のような気がするのは不思議です。
そうでなくても忙しいのに、月のうち丸2日間も参拝で使ってしまっていいのだろうかと思っていた頃もありました。
が、最近は自分にとって一番大切な時間ではないかと思えるようになってきました。

神社にお参りに行くと、知らず知らずの間に歪み(ゆがみ)を生じていた心が元に戻されると聞きました。
確かにそんな気がするのは事実です。
歪みを正し、エネルギーをもらって、また次の1か月を頑張ろうというわけです。

「定点観測」といってはおかしいのですが、参拝を機に、1か月前に来た時の自分と、今の自分を比べるようにしています。
前回よりも明らかに進歩している時はうれしいですね。
この1か月間の間に私は羽織袴を自分で着られるようになりました。
これからは一流の場へ行く時は羽織袴を着ていこうと思っています。

この1か月の間に株の「チャート・ソフト」にも出会いました。
もう亡くなられたのですが、増田徳太郎という方が開発し、今は一つの組織として弟子の方々が引き継いでいます。
インターネットを通じたセミナーなどもあるのですが、株というのは本当に奥の深いものだと感じました。

時代を勉強し、企業を勉強し、チャートを勉強するという楽しみが株にはあります。
ウォーレン・バフェットは「優良な企業の株を安い時に買う」といった手法で、チャートとは関係のない投資ですが、チャートの動きはそれ自体が生命の波動のようで面白いのです。

チャートの研究は、江戸時代の米相場から導かれた「酒田五法」の本間宗久が世界の先駆けではないかと思います。
米とか株とかの違いがあっても、また時代が違っても、同じ法則が応用できるのが驚きでもあります。

私の本業は不動産屋ですが、不動産投資はインカムゲインだけを目指し、キャピタルゲインは狙っていません。
株の場合はインカムゲインを目指す株と、キャピタルゲインを狙う株とを分けて考えたらいいのではないかと思っています。
前者は預金代わりで買い増していく株、後者はチャートを使って売り買いする株ということになります。