続けるコツ

物事を継続することは、一時的な頑張りよりもずっと大事だと思います。
勉強でも趣味でも仕事でもいいのですが、あることを毎日1時間やると決めたとします。
それを10年間続けたとしたら、かなりのものになっているのは間違いがありません。
例えば英語を1日1時間、10年間続けたら、多分英語の達人になっているはずです。

続けるコツは何かを考えてみました。
一度にやり過ぎず「もう少しやりたかった」程度で止めておくのが次へのモチベーションになるのではないでしょうか。
最近、水泳を始めたのですが、やはりそうなのです。
泳ぎだすと段々と心身ともに調子が上がってきて、ついつい長く泳ぎすぎるのです。

その時は達成感があっていいのですが、次に行くことが億劫になるのです。
「前と同じぐらい長く泳ごう」などと思うと、フィットネスクラブに足が向かなくなってしまうのです。
ほんのチョッピリだけ泳ぐのであれば、ちょっとした時間の合間を見つけて、さっさとフィットネスクラブに行くことが出来るのですが、長時間泳ぐにはまとまった時間が必要になります。
まとまった時間があれば、やはり仕事に回したいのです。

そうすると何かを続けるには、1日の中でムリのない長さの時間を見出し、それを毎日やっていくというということになります。
ムリのない範囲で毎日続けると、もう意志力は関係なくなり、習慣だけで続くようになるわけです。
毎回「意志力」が必要だと、何かの都合で意志力が弱まったとき(例えば風邪を引いた時)、そこで中断してしまい、そのまま続かなくなってしまう可能性があります。

「もっとやりたい」と思うことがあっても、そこは我慢。
その我慢が継続のためには極めて大事な要素なのです。
「もっと食べたい」と思っても、スリムさ維持のためにちょっと我慢するのと同じです。
私の水泳を例に出すと「泳ぐのは1日20分以内にする」という方針を打ち出したころから続けることが出来るようになりました。

語学の勉強もコツも最近分かってきました。
といってもウェブレッスンを毎日受けるだけ。
ウェブレッスンは1回わずか30分なので、気持ち的にも時間的にも全然負担になりません。
土曜・日曜を休みにしてから、その午前中にウェブレッスンを受けるようにしたのですが、全く問題なしであります。
英語で言えば「ノープロブレム」、ドイツ語だと「カイネ プロブレーメ」なのであります。
物事が続くようになると、豊かな人生になりますね。