今月の読破リスト

毎月100冊程度の本を読み、満足していました。
世の中には途轍(とてつ)もなく本を読む人がいるのを、それこそ本を読んで知っていたので、月100冊ほどでは自慢する気にもなりませんでした。
しかし年千冊の本を読むようになってから、明らかに自分に変化が起こったのを感じました。

情報力や知識力はもちろんのこと、認識力や、はたまた胆力まで次元が違ってきたのです。
私の場合、本を読むほど信仰も深まってきました。
年千冊でこうなのだから、年2千冊だとどうなるのだろうという好奇心が湧いてきたのです。

今月は「謙虚に」150冊の読破ですが、2015年からは月167冊(つまり年2千冊)に挑戦していきます。
先日、私の書斎にある未読(ツンドク)の本のうち半分ほどを、そのまま地下の書庫に移しました。
捨てはしなかったのですが、たぶん永久に読まないような気がしています。

移動させたのは、例えば「字が小さい本」。
字が細かすぎる本は端(はな)から読む気になりません。
なぜこういう本を買ったかというと、インターネットで本を買うことが多いので、字の大きさまでチェックできないからです。

「この分野はちょっと勉強しなければ」とあまり興味もないのに強迫観念で買ってしまった本も地下書庫へ移しました。
頭が文系なのに、ついつい理系の本を買ってしまい、そういった本はやっぱり読まずにたまっていくのです。
経済の本だって、あまり難しそうな本は敬遠してしまいます。
今回は移動させずにまだ書斎に置いているのですが、歴史の本や英語学習法のような本も買ったままでツンドクになっていることが多かったのです。
早く読まなければ…。

今回の書斎の整理で一番よかったのが、本棚に二重になって置かれている本がなくなったこと。
つまり、すべての本の背が見えるようになったことです。
これで奥に置いている本は生き返りました。
「読んで、読んで!」と猛烈にアピールしています。
「長い間ほったらかしにしてゴメン、ゴメン。出来るだけ早く読むからね」と私。

いずれにせよ、より一層「読書体勢」が整ったのは間違いがありません。
で、「今月の読破リスト」であります。