「ニトリ」や「星野リゾート」や「日本交通」や「H.I.S.」や「獺祭」などの社長たちが出演しているテレビ番組を見ました。
*
そうそうたるメンバーです。
*
大企業のサラリーマン社長ではなく、オーナー社長なので、みなさん個性が際立っています。
*
その自宅である豪邸も映っていたのですが、家のスゴさの割に書斎はショボかったのです。
*
置いてある本の冊数もたいしたことがありませんでした。
*
それを見て最初に思ったのが「本を読まなくても、立派な経営ができるのだ」ということ。
*
また書斎と書庫だけは私の圧勝だったので「こういう立派な社長さんたちに対し、何か一つだけでも勝てるものがあってよかった」という思いも持ちました。
*
*
「あるテーマのことを突き詰めたいと思ったら、それについて書かれた本を5冊読みなさい」と述べた著者がいます。
*
しかし5冊では足らないのではないでしょうか。
*
私に言わせれば「少なくとも100冊読むべし」であります。
*
テーマによっては100冊も書かれた本がない場合があります。
*
ならば手に入る本はすべて読んでしまえば、それでO.K.
*
司馬遼太郎は一つの小説を書くのに、それに関連した本をトラック1台分購入しました。
*
司馬遼太郎が新しい小説を書くごとに、古本屋街から、そのテーマの本がなくなるという現象もよく起こったそうです。