本のこと

ニトリ」や「星野リゾート」や「日本交通」や「H.I.S.」や「獺祭」などの社長たちが出演しているテレビ番組を見ました。

そうそうたるメンバーです。

大企業のサラリーマン社長ではなく、オーナー社長なので、みなさん個性が際立っています。

その自宅である豪邸も映っていたのですが、家のスゴさの割に書斎はショボかったのです。

置いてある本の冊数もたいしたことがありませんでした。

それを見て最初に思ったのが「本を読まなくても、立派な経営ができるのだ」ということ。

また書斎と書庫だけは私の圧勝だったので「こういう立派な社長さんたちに対し、何か一つだけでも勝てるものがあってよかった」という思いも持ちました

「あるテーマのことを突き詰めたいと思ったら、それについて書かれた本を5冊読みなさい」と述べた著者がいます。

しかし5冊では足らないのではないでしょうか。

私に言わせれば「少なくとも100冊読むべし」であります。

テーマによっては100冊も書かれた本がない場合があります。

ならば手に入る本はすべて読んでしまえば、それでO.K.

司馬遼太郎は一つの小説を書くのに、それに関連した本をトラック1台分購入しました。

司馬遼太郎が新しい小説を書くごとに、古本屋街から、そのテーマの本がなくなるという現象もよく起こったそうです。