モントリオールへの旅 その4

飛行機を2回乗継ぎ、自宅から21時間かけて着いたモントリオールは、日本との時差が13時間。
昼と夜とが完全に反対になります。
パッケージツアーではない一人旅なので、無理に現地の時間に合わせようとせず、眠くなったら寝て、目が覚めたら起きるようにしています。

現地に着いた日は晩御飯も食べずに、ホテルの部屋の冷蔵庫のビールを飲んで早めに寝ました。
ところが目が覚めたのが夜中の2時ごろ。
海外旅行中こういうことは想定済みで、パソコンと本さえあれば、かえって充実した時間が過ごせるのです。

今回もパソコンに向かって仕事をしていたのですが、お腹が空いてきて時計を見たら朝の6時。
もう30分ほどすればホテルのレストランで朝食が食べられると思っていたら、今度は猛烈な眠気。
ベッドで横になることにしました。

次に目が覚めたのがお昼の12時。
「ドヒャ〜!」という感じでした。
もうこれで朝食はパス。
仕方がないので街をブラブラすることにしました。
外の気温が分からず、とりあえずセーター姿で出発。
ホテルを出た途端、寒さに震えました。
カナダをなめてはいけないのです。
日本を出発する前にモントリオールの気温を調べていたのですが、19℃ぐらいで、そんなに日本と変わらなかったのです。

今日の気温をあとでインターネットで調べると8℃でした。
気温20℃の宝塚から来ると、やっぱり寒いのです。
あわてて部屋に帰り、コートと帽子とマフラーを着て、再び街へ。

モントリオールは英語も通じるのですが、住民の70%がフランス語を話すのだそうです。
海外へ行くと、その街の人口と経済力とが大体比例していることが多いのですが、モントリオールは人口380万人。
建物などから、それなりの経済の厚みを感じました。
基本的には白人が多いのですが、中国系を始めアジア人もよく見かけました。