リスボンへの旅 その6

海外旅行に行くと、必ず学びや気づきがあります。
まだ文章にできるところまで熟成していないのですが、今回もまた大きな収穫があったように思います。
友人との「現地集合・現地解散」の海外旅行だと、気楽に自由に動き回れ、しかもディナータイムが寂しくなく、一挙両得なのです。

今回は3人での予定が、1人が身内の不幸で行けなくなりました。
しかしもう一人の友人とジックリと話し込むことが出来ました。
私より若い「仕事が出来て、性格もいい」人との会話は得ることが多いのです。

宿泊した「インターコンチネンタルホテル」の隣に「フォーシーズンズホテル・リッツ・リスボン」がありました。
まさか隣どうしに建っているとは思いもしませんでした。
しかも「フォーシーズンズ」と「リッツ・カールトン」の両方の名前がついています。

私は海外で「フォーシーズンズホテル」があれば、必ずそこに泊まるようにしているのですが、今回は集合場所がインターコンチネンタルのロビーだったので、そのホテルを予約しました。
結論から言うと、インターコンチネンタルよりもフォーシーズンズの方が、いろんな面で圧倒的に「上」でした。

ディナーをフォーシーズンズへ行って食べたのですが、相当美味しかったのです。
スペインでは、例えば昼食の時間は午後2時からで、すべての食事が2時間遅いのです。
ポルトガルでも同じようなもので、夕方6時に行ったら、レストランは午後7時半からオープンすると言われました。
仕方がないので1時間半ほどをバーで時間を潰すことに。
しかし友人とタップリと充実した話をすることができ、これはこれで大成功でした。

ポルトガルの人口は1,000万人で、中国だと一つの市ぐらいの人数です。
GDPは埼玉県と同じぐらい。
コルクの生産量が世界一とのことです。
リスボンしか滞在していないのですが、全体的にノンビリした雰囲気です。
ポルトガル人はあまり働かない」とガイドの人がと言っていたと又聞きしました。

リスボンの街を歩いているとアジア人はあまり見かけなかったのですが、黒人は結構いました。
アフリカを植民地として持っていた国は、どこもアフリカ系の人が多く住んでいるようです。
フランスやイギリスでもその人たちが普通に働き、そして生活している印象があります。