伊勢参拝「逆転ホームランへ」その2

その時点で朝の6時だったのですが御垣内参拝(みかきうちさんぱい)をしている人がいました。
若い男性だったのですが、謙虚で真面目そうな姿に好感を持ちました。
で、私も御垣内参拝をさせていただくことにしました。

御垣内(みかきうち)に入れていただくと、全然波動が違うのです。
目に見えない「結界(けっかい)」で内外が遮断されているからに違いありません。
そうでなくても気持ちがいい雰囲気なのに、御垣内に入れていただくと、よりいっそう爽快さが増しました。

御垣内の白い石を踏みしめながら歩いていたら、心底からの有難さに涙ちょっぴり。
感動しました。
「もうこれからは神様にすべてお任せしていけばいい。心配することは何もない」とのインスピレーションをいただいたような気がしました。

2拍手は「パーン、パーン」と最高の音が出ました。
いい音が出ると、その参拝が神様に認めていただいたような気になります。
伊勢神宮では個人的なお願いはすべきではないのですが、別の神社でお願いをしたときなど、いい音が鳴った時は願いが聞き届けられたような気がするのです。

「もう何も心配しなくてもいい」とのインスピレーションをいただいたわけですから、肩の荷をすべて降ろして「絶対安心」の道を歩んでいこうと思ったのです。
天理教にも「陽気ぐらし」という教えがありますが、私もそのような生き方をしていこうと思うのです。

ついつい“いらぬ”ことまで引っ張り込んで、自我の力だけで解決しようと苦労したがるのです。
もっと神様や、あるいは周りの人たちにお任せしていってもいいのではないかと思いました。
斎藤一人さんの「もう困ったことは起こらない」の心境に近いかもしれません。

自分は出来るだけ自然体で「空(くう)」にして、あとは「上機嫌力(じょうきげんりょく)」あるのみ。
「自分が頑張らなければ」とか「人に任すのは無責任」とかいった考え方は、もう捨ててもいいのかもしれません。
もっと気楽に、そして機嫌よくやっていこうという気に、今回の参拝を境に思うようになりました。
「伊勢参拝の真骨頂は『早朝御垣内参拝』にあり」が分かったことも、今回の大きな収穫でありました。