英会話の勉強

そう得意でもないのに、昔から語学には興味がありました。
サラリーマン2年生ぐらいの時に会社の先輩に誘われ、大阪の英会話スクールを一緒に覗(のぞ)きに行きました。

そこでは実力にそって20ぐらいのランクに分かれていました。
入門テストのようなのを受けたのですが、先輩は下から2番目のランク、私はその5ランクぐらい上のクラスに判定されました。
私を誘った先輩は、その時点でメゲて脱落。
私はそのまま機嫌よく通うことになったという次第です。

私も若かったので友達もたくさんでき、けっこう面白かったのです(みんなでピクニックに行ったりもしました)。
そこは3年間ぐらい続いたでしょうか。
3年もいるとクラスも最上級になり、そこそこ英語への自信もできました。
ところが自分の会社を始めることになり、職場環境が激変し、行くことが出来なくなりました。

今度は2年ほど全く英語と接しない日々が続きました。
2年もブランクを空けると、完全にまた元に戻ってしまうのですね。
「自分は多少英語が出来るのだ」という自負だけはあるのですが、いざ喋(しゃべ)ろうと思うと、ひと言も英語が口から出てこないのです。

学生時代に英語に自信があっても、社会人になってから英語の勉強を怠(おこた)り、元の木阿弥になってしまった経験をした人も多いのではないでしょうか。
地道で継続した努力が、語学にはどうしても必要なのです。

大阪での英会話スクールを辞めたあと「NHKラジオ英会話」などを聴いていたのですが、やはり学習法に限界を感じるのです。
そこで地元で英会話スクールを探し、行き出しました。
先日そこを「卒業」したのですが、何と15年も通っておりました。
さすがに15年も勉強していると、英会話に自信が出てきます。

15年も続いた最大の理由は、その学校が職場から近かったから。
同じビルの中にあり、エレベータに乗るだけで行けました。
今ハマっているのはウェブレッスン。
これなど通学時間はゼロなのです。
ウェブレッスンがどれぐらい続くのか、自分自身ちょっと楽しみにしているところなのであります。