人生の分岐年

今年はまだ終わったわけではないのですが、今後の人生の方向性を決めた極めて重要な年であったように思います。
まずはめでたく還暦になり、還暦がこれほど大きな意味を持つとは思いもしませんでした。
還暦とは生まれた年の干支に戻る年でもあり、60年にしてまたゼロからの出発ということになります。

生き方も事業も、もう一度初心に戻ってやっていこうという気になりました。
このブログを読んで下さっているのは、還暦など「まだまだ」という方が多いと思うのですが、還暦を楽しみにして毎日を頑張っていかれたらいいと思います。
若い頃から頑張って来た人「限定」ではありますが、本当に天国のような日々がやってくるのです。

ひょっとしたら「あの世へ行く」というのも同じことで、よく分からないので不安いっぱいの「あの世」ですが、「この世」で心を磨き「この世」の仕事も頑張ってきたならば、それこそ天国が待っているのだと思います。
丹波哲郎さんが「あの世を楽しみにしながら、この世を頑張るべきだ」と仰っていましたが、全く同感です。
たぶん「あの世」が本当の世界で「この世」のほうが仮の姿ではないかと思うのです。

人間、というより「生きとし生けるもの」の死亡率は100%なので、じたばたせずに、この世での「やるべきこと」を淡々とやっていけばいいだけの話です。
神様は悪いようにはなさらないのです。
余計な心配はせずに「今ここ」での「やるべきこと」に集中すべきだと思うのです。

還暦になったら、もっとフリーに仕事をしようと画策しておりました。
しかしながらルーティンワークにとらわれ、いまだに「今日の仕事」ばかりに忙しくしています。
こんなことでは「明日の仕事」ができないのです。
「明日の仕事」ができなければ、未来は開けないのです。
そろそろ本気で「未来号」のロケットを噴射させなければならないと思っています。