クアラルンプール その2

deguchi2013-02-07

いつもは山のような荷物を持っての海外旅行なのですが、今回は1泊3日ということもあり、キャリーバッグとリュックサックだけで行くことにしました。
ただしそれだけでは本が収まりきれないので、もう一つ本専用の簡単なリュックを持って行きました。
つまり機内へ持ち込む手荷物は3つ。
飛行機のチェックインのカウンターで、重量・個数ともにオーバーだと咎(とが)められかかったのですが、ビジネスクラスのおかげでパスできました。

今回持って行った本は12冊。
重量にすればかなりあります。
本がなければ、都市から都市へホイホイ動ける、もっと機動的な旅が出来ると思うのですが、私の旅は本を読むための旅。
従って本が読めなければ、旅自体の意味がないのです。
まとめて本を読むのは久しぶりなのですが、かなりのスピード感を持って読むことが出来ました。
関西空港でのラウンジでも読んでいたのですが、クアラルンプールに到着するまでに結局8冊半を読破。
よく寝たし、よく本も読めたので気持ちよかったのです。

ということは帰りの飛行機では3冊しかないわけで、ふつうならこれでは全然足りません。
3冊ぐらいなら空港で読んでしまいそうです。
しかしながら帰りは夜の12時発の飛行機で、機内では寝るだけで本を読む余裕はないと思われます。
またクアラルンプールで英語の本を買う予定なので、それでなんとか補えそうな気もしています。

クアラルンプールのホテルの部屋に新聞が、朝2つも届けらました。
現地の英字新聞『ヘラルド・トリビューン』と『ストレイト(Strait)タイムズ』です。
後者の「ストレイト」というのは「海峡」という意味ですが、シンガポールやマレーシアなどの国境を越えたエリアをカバーしているようです。

今までは英語の新聞を読むなんて、語学能力的に夢のまた夢でしたが、今ではこれらが読めるようになったのです(感激です)。
家でも3紙も英字新聞を取っていて、最初はヒーヒー言いながら読んでいたのですが、いつの間にか読めるようになっていたのです。
英字新聞を当たり前に読めるようになったのは、とてもうれしいことだし、また極めて便利なことだと痛感しました。

私がクアラルンプールに行く前から、友人たちはそれぞれ現地に滞在していたのですが、互いの連絡はスマホの「ライン」で取っていたとのこと。
「ライン」なんて全く初耳です。
友人いわく「人によってメールで連絡する人もいれば、フェイスブックやラインを使う人もいる。相手によって違うので、今度はそれが“ややこしい”」とのことでした。
私はこの間やっとフェイスブックを使い出したばかりなのに、今はもう「ライン」などという新たな通信手段が普及しているのですね。
いやはやITの世界はまことに日進月歩なのであります。