神戸から仙台へ

神戸六甲アイランドで勉強会があり、その日はそこのホテルに泊まり、次の日新神戸から新幹線で仙台に向かいました。
新神戸からだと、いったん東京で東北新幹線に乗り換え、計5時間ぐらいかかるのですが、これが何とも言えない最適の「読書タイム」と「睡眠タイム」。
飛行機では時間が細切れになってしまい、これだけ充実した至福の時間は持てません。
それに仙台空港で不発弾が見つかったということで、飛行機は丸一日欠航となり、もし飛行機の予約を取っていたら、大幅に予定が狂っていたところでした。
自分の運の良さに自信を持ちました。

神戸で1泊、そして火曜日・水曜日を使って、仙台で1泊2日。
火曜・水曜を連休の定休日にしたからこそ、ホイホイと各地へ飛び出していけます。
ただし火曜・水曜以外は、けっこうギッシリ予定が詰まっており、別の用事をその中に入れ込むのは、ちょっと難しいのです。
各曜日によって、やるべき仕事が決まっているからです。
またウェブレッスン一つとっても、夕方にずらりと予約が入っていて、それを取り消したくない気持ちが強いのです。

今はパソコンさえあれば、どこでも仕事ができる時代になりました(さすがにインターネットがつながらないところは仕事になりませんが)。
ホテルで仕事をするのは、とても効率のいい方法の一つだと思います。
よく本の「前書き」や「後ろ書き」で、「ニューヨークにて」とか「エッフェル塔を望むホテルにて」とか書いてあることがあります。
「わざわざそんなところにまで行って書かなくても」などと思っていたこともあるのですが、今となればひじょうに有効な時間の使い方だと同感できます。
私の場合ホテルに泊まると、「フロ勉」始めビートとの散歩や部屋の掃除など、省略できることがいっぱいあり、たちまちのうちの4,5時間が浮いてくるのです。
その4,5時間を仕事や勉強に回せるのですから、こんなにありがたいことはないわけです。
【後日談】
仙台からの帰りも新幹線だったのですが、沿線の火事のため90分遅れて仙台を出発しました。
待っている間、私は座席で気持ちよく寝ていたのですが、その姿がテレビに映ったらしく、たまたま宝塚の自宅でテレビを見ていた私の家族がビックリしたそうです。
帰宅してから私もそれを聞き「悪いことは出来ないなあ」とシミジミ思ったものであります(悪いことは何もしていませんが)。