シンガポールへの旅 その6

海外へ出たら、出来るだけ一流ホテルやレストランへ行ってみたいと思うのです。
そうすることにより、段々と自分が磨かれ洗練されていくからです。
早い話がチップ一つとっても、場数を踏まなければ「さっとカッコよく」とはいきません。

私は95歳までバリバリの現役で働くつもりなので、あまり関係はないのですが、仮に引退後のロングステイをするとしたなら、シンガポールはその有力な候補になりそうです。
寒くはないし、街が清潔だし、経済に活気があるし、食事は美味しいし、治安もいい。
前回訪問したマレーシアも候補の一つでありました。

シンガポールの方が観光資源は多いし、経済もしっかりしています。
一方マレーシアは物価が安く、のんびりとした雰囲気があります。
また石油が出るという強みもあります。
老後住むとしたら「どちらを選ぶか」は、かなり迷う課題になりそうです。

シンガポール政府は、ビジネスマンが国を経営しているようなところがあり、ひじょうに効率的です。
日本の行政も、国や地方を問わず、シンガポールアウトソーシング出来るものはしていけばいいと(冗談抜きで)思うのです。

今回泊まったホテルがある「マリーナ・ベイ・サンズ」も1年数か月前に来た時は、建設中だったはずですが、私の記憶には全く残っていません。
今回来て、ビックリしたという次第です。
マリーナ・ベイ周辺を歩いていても、歩道のいたるところに暑さ除けや景観上の工夫がありました。
ショッピングセンターも立派だし、日本も負けておられないという気になりました。

政府がダメでも、個々の企業のミクロのレベルで頑張ろうという気持ちが沸々と湧いてきました。
生まれ変わった気持ちで、もう一度当社の事業内容を抜本的に変えてみようと思います。
シンガポールでも通用するような先端のシステムを開発していきたいですね。
モチベーションがアップしただけでも、今回のシンガポール旅行の意義があったというもの。
東京へ行けば、日本の最先端が見られますが、シンガポールへ来れば、世界の最先端を見ることが出来ます。