海外旅行へ行き、ホテルの部屋やレストランがハズレだと、とりあえずモチベーションが下がります。
しかしながらブログを書いていると、そういったこともネタにし、自分を客観視できるというメリットがあります。
また日本へ帰ってから、多分10回以上話のネタで使うと思います。
それで「モト」が取れるはずだと、この際、自分を納得させておきたいと思います。

老後の海外でのロングステイ先を探しているのですが、食事の不味さからイギリス、オランダ、そしてアメリカが候補から外れます。
この3つに共通しているのがプロテスタントの国ということ。
プロテスタンティズムによって近代資本主義は大いに発展したのですが、プロテスタントは大袈裟に言うと、食事をユックリ作る時間も惜しんで働いてきた嫌いがあります。
だからマズイ。

料理の美味しさは、プロテスタントよりもカトリックの国々の方が上だと思います。
アジアの仏教国はまだその上を行きます。
東南アジアの中では、ラオスだけが不味いと聞いたことがあるのですが、あとはタイ、ベトナムシンガポールなど、食べ物の美味しさで言うと世界のAクラスであることは間違いありません。

話は変わりますが、私は海外旅行では飛び切りのオシャレをすることにしています。
以前は着古しのポロシャツを着たり、スニーカーを履いたりしていたのですが、それではホテルやレストランで大事に扱ってもらえないのです。
「人は見た目が9割」などという本が出ていますが、外国では「見た目が10割」なのです。

いくら「自分は日本では金持ちなのだ」と威張っていても、海外では服装ですべて判断されるのです。
これは逆の立場でも同じで、センスのいいブレザーを着こなし「きっちり感」が出ている人と、トレーナーのようなものを着てワーキングクラス感が滲(にじ)み出ている人とでは、日本でだって扱われ方が違ってくるのは当然といえば当然です。

斎藤一人さんの教えでは「金持ちは金持ちの格好をしなければいけない」とのことです。
みすぼらしい姿をしているが、実は億万長者だったというのは話としては面白いのですが、それが通じるのはフィクションの世界だけのようです。
小汚い恰好をするのは、まわりの人たちにとって失礼ではないでしょうか。

オシャレはモテたいがためにするのではなく(ちょっとそれもありますが)、まわりの縁ある人たちに喜んでもらうためにするものだと思うのです。
つまり「オシャレは愛!」なのであります。